一段と高速になり、巨大ファイルの編集にも最適化

最大 248 GB (または21億行) という非常に大きなファイルを、少ないメモリでスムーズに開くことができるようになりました。さらに、巨大ファイルを開く速度を最適化し、従来のバージョンよりも一段と早くファイルを開けるようになりました。新しいマルチスレッド デザインにより、ファイルを読み込んでいる間でも文書を表示することができるようになりました。ファイルを編集中、検索、置換、文字列の挿入や削除など、時間がかかる操作を行っても、進行状況を表示するウィンドウが表示され、ほとんどの場合で操作を途中でキャンセルできるようになりました。大きなファイルではなくても、ファイルのオープン、編集、保存、検索、置換など、日常使う動作が全体的に、より高速になりました。ことができるようになりました。

新しく追加されたプラグイン

以下のプラグインは Version 7 で新しく追加されたプラグインです。この中で、[検索バー] プラグインと [HTML バー] プラグインは、カスタム ツールバーを他のツール バーのように表示できるよう新機能を使用しています。

  • [検索バー] プラグイン – インクリメンタル サーチも可能で、ツール バーから検索できます。
  • [HTML バー] プラグイン – HTML タグや要素を簡単に挿入できます。
  • [プロジェクト] プラグイン – 複数のファイルを 1 つのプロジェクトに定義して、プロジェクト管理を容易に行うことができます。
  • [単語補完] プラグイン – 文書に文字を入力すると、過去に使用された単語と強調単語のリストから候補の一覧が表示され、選択できるようになります。

単語補完

単語補完は、プラグインによって利用可能になりました。

キー入力とマウス操作の記録と再生

EmEditor は他のアプリケーションに対してのキー ストロークとマウス操作を記録、実行することができるようになりました。この機能により、デスクトップ上やブラウザ上、お気に入りのアプリケーション上で特定のタスクを自動化することができます。開発者は、この機能を利用してアプリケーションをテストすることができます。Window オブジェクトには、ウィンドウに関するほとんどすべての情報を取得するプロパティが追加されました。また、新しい Windows コレクションはトップ レベルのウィンドウや特定のウィンドウの子ウィンドウを列挙するために使用できます。新しく追加された Shell オブジェクトを使用すると、キー ストローク、またはマウス アクティブティを送ったり、トップ レベルのウィンドウを列挙、または検索することができます。

マクロ用の新しいオブジェクト、プロパティ、メソッド

EmEditor Professional Version 7 では、設定のプロパティを変更するために数多くのオブジェクトが追加されました。また、既存のオブジェクトにもさらに多くのプロパティとメソッドが追加されました。

新しく追加されたオブジェクトの一覧
OutputBar オブジェクト
Shell オブジェクト
Windows コレクション
AssociationItem オブジェクト
AssociationList コレクション
AssociationProp オブジェクト
AutoSaveProp オブジェクト
BackupProp オブジェクト
Config オブジェクト
Configs オブジェクト
DisplayItem オブジェクト
DisplayList コレクション
DisplayProp オブジェクト
FileNewProp オブジェクト
FileSaveProp オブジェクト
FileProp オブジェクト
FontItem オブジェクト
FontList コレクション
FontProp オブジェクト
GeneralProp オブジェクト
HighlightItem オブジェクト
HighlightList コレクション
HighlightProp オブジェクト
IndentProp オブジェクト
KeyboardItem オブジェクト
KeyboardList コレクション
KeyboardProp オブジェクト
LinkProp オブジェクト
MarkProp オブジェクト
NoWrapItem オブジェクト
NoWrapList コレクション
NoWrapProp オブジェクト
PrintProp オブジェクト
ScrollProp オブジェクト
WrapProp オブジェクト

マクロ ツール バー

マクロ ツールバーを表示することができます。マクロ ツールバーは定義されたすべてのマイ マクロを表示します。さらに、#icon 指示子、#title 指示子、#tooltip 指示子を使用して、マクロ ボタンのアイコンやタイトル、ツール チップを変更することができます。

USB メモリにインストール可能

レジストリの代わりに INI ファイルにすべての設定を保存するオプションが追加されました。インポートとエクスポートのウィザード (ツール メニュー) から USB ドライブなどのリムーバブル ドライブに INI ファイルと EmEditor をセットアップできます。EmEditor が起動時に INI ファイルを見つけると、レジストリには設定を保存しなくなります。プラグイン API はさらに拡張され、レジストリと INI ファイル操作のサポートが追加されました。

さらに多くの機能を追加

その他の機能

  • フリー カーソル モードが利用可能になりました。
  • タブ上に書き換え禁止アイコンを追加しました。
  • 各タブ、またはアクティブなタブ上に [閉じる] ボタンを表示できるようになりました。
  • ユーザー定義のメニューを使用して、2 ストローク キーを定義できるようになりました。
  • スムーズ スクロールが可能になりました。
  • トリプル クリックで行全体を選択できるようになりました。
  • [ジャンプ] ダイアログで桁を指定できるようになりました。
  • ファイルを保存するかどうかを尋ねるメッセージボックスに、[すべてに適用] チェックボックスが追加されました。
  • 文字間隔を指定できるようになりました。
  • アウトプット バーのエンコードを指定できるようになりました。
  • ワークスペースの自動保存/ロードが可能になりました。
  • 強調文字列の右側全部を強調するオプションが追加されました。
  • [開く] ダイアログ ボックスで複数のファイルを同時に開くことができるようになりました。
  • 色の設定にテーマ機能が追加され、新しい色をプレビューできるようになりました。
  • 文字色、背景色に「透明」を指定できるようになりました。
  • 編集中に異常終了した場合や、Windows の自動アップデートなどで強制再起動する必要がある場合、ダイアログ ボックスを表示しないで、自動的に編集中のファイルを「AutoSave-」が付いたファイル名で保存するようになりました。また、EmEditor の再起動後にファイルが自動保存されている旨のメッセージが表示されるようになりました。
  • ファイルを読み込んだ後にステータス バーに表示するバイト数を、必要に応じて KB、MB、GB 単位の両方で表示するようになりました。
  • 検索ドロップダウン リストで ALT + DELETE キーで履歴の項目をクリアできるようになりました。
  • スニペット プラグインに複数行のテキストを指定できるようになりました。
  • マクロに #include 指示子を追加しました。
  • イベント駆動のマクロを定義できるようになりました。
  • 検索/置換ダイアログでは、右下のボーダーをドラッグしてリサイズし、複数行を入力できるようになりました。
  • 折り返しインデントが指定できるようになりました。
  • Windows Vista では、[ファイルを開く]/[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが Windows Vista のデザインになり、Windows Vista の機能である以前のバージョンのファイルへのアクセスが容易になりました。

無料アップグレード

EmEditor Professional 4 ~ 6 から EmEditor Professional 7 へのアップグレードは無料です。