スクリプト言語で記述可能なマクロ

EmEditor のマクロのサポートにより、人気のあるスクリプト言語によりマクロを作成して、ほとんど何でも、EmEditor で行うことができます。他のアプリケーションに対してのキー ストロークとマウス操作を記録、実行することも可能で、他のアプリケーションを操作したり、Windows 上のファイルやネットワークの機能を操作するマクロを作成することも可能です。

  • 人気のあるスクリプト言語によりマクロを作成
  • キー入力とマウス操作の記録
  • キーボードやツール バーのボタンにマクロを割り当て

EmEditor のマクロの実装部分は、DLL ファイルとして EmEditor 本体とは完全に独立して設計されているため、マクロ実行時以外は、マクロ用の DLL をロードすることがなく、EmEditor 本体の軽さを犠牲にすることはありません。EmEditor マクロは、Windows スクリプティング ホストのエンジンを利用しているので、頑丈・強力で、Windows の様々な COM オブジェクトが利用できます。また、システムで利用できる、たとえば、JavaScript、VBScript、PerlScript、Python、PHPScript、Ruby といった言語を含む、どの ActiveScript 言語でもマクロを作成することができます。

EmEditor で行うことはほとんど何でもマクロを作成できます。他のアプリケーションに対してのキー ストロークとマウス操作を記録、実行することも可能で、他のアプリケーションを操作したり、Windows 上のファイルやネットワークの機能を操作するマクロを作成することも可能です。この機能により、デスクトップ、ブラウザ、お気に入りのアプリケーションに対して、特定のタスクを自動化することができます。開発者にとっては、この能力は、アプリケーションをテストするのにも役立ちます。Window オブジェクトは、ウィンドウについてのほとんどすべてのプロパティを含みます。また、Windows コレクションは、あるウィンドウまたはトップ レベル ウィンドウの子ウィンドウを列挙します。Shell オブジェクトは、キーストロークやマウス アクティビティを送信したり、ウィンドウを見つけることができます。

既定では、EmEditor は記録、保存されたマクロを自動的に、「マイ マクロ」に追加します。「マイ マクロ」に定義されたマクロは、すべてマクロ ツール バーに表示されます。マイ マクロを表示、設定するには、マクロ メニューから [カスタマイズ] を選択します。ここで、マクロを新規に作成したり、削除したり、マイ マクロの順番を変更したり、選択したマクロを編集することができます。さらに、イベントと遅延時間を定義して、指定するマクロをそのイベントで実行するように指定することもできます。マクロを「マイ マクロ」に自動的に追加したくない場合には、[マクロのカスタマイズ] ダイアログの [オプション] タブの [新しいマクロを保存または選択時、マイ マクロに追加する] チェック ボックスをクリアします。