比較、同期スクロール機能

最近表示した 2 個のファイルを簡単に比較表示できるようになりました。比較の結果は、文書を左右に並べて色分け表示され、同期スクロールができるようになります。従来の Diff プラグインは廃止になりました。比較後に編集してから、[再スキャン] コマンドを使用すると、変更後の文書を同じ条件で再び比較して最新情報で更新して表示します。[同期スクロール] コマンドは、最近表示した 2 個の文書を比較せずに同期スクロールします。

スペル チェック機能

最近は、日本語の文章であっても、英語の単語が含まれることが多くなっています。日本語に含まれる英単語は、注意して読まないと間違いに気付きにくいものです。EmEditor のスペル チェック機能は、日本語と英語が混在した文章でも、英語のスペル チェックを行うことができるため、間違いを入力中にすぐに見つけることができます。EmEditor Professional v10 では、OpenOffice、Firefox などで使用され実績のある Hunspell ライブラリを使用して、外国語のスペル チェックを行うことができるようになりました。文字をタイプすると同時に、不正なスペルの単語は赤い波線でアンダーライン表示され、EmEditor で簡単にスペルを直すことができます。プログラミング言語でよく使用されるキャメル ケース (複合語の各要素語の最初を大文字にして、ひと綴りとして表記すること) に対応しているため、複数の単語要素から成り立つ関数や変数の名前のスペルの間違いもすぐに見つけることができます。

EmEditor の新しいインストーラには、英語 (米国) の辞書が含まれています。追加の辞書は、OpenOffice.org wiki からダウンロードして使用することができます。ダウンロードしたファイルの拡張子 .oxt を .zip に変更して、Zip ファイルの解凍を行い、EmEditor インストール フォルダの中の Dictionaries というサブ フォルダ (通常、C:\Program Files\EmEditor\Dictionaries) に *.dic と *.aff ファイルをコピーしてお使いください。

箱型編集機能の強化

行末の右で、幅が 0 の箱型選択を行うと、(長さが異なる行であっても) 選択された行の行末の部分だけが選択されるようになります。箱型選択を行うには、Alt キーを押しながらマウスでドラッグを行います。その状態で文字を入力すると、複数行の行末に、一度に文字が挿入されるようになりました。詳しくは、箱型編集の使い方 (2) を、従来の箱型編集機能については、箱型編集、および箱型編集の使い方 (1) を参照してください。

連番の挿入

[番号] コマンドが追加され、カーソル位置または箱型選択位置に連続した数字または文字を挿入することができるようになりました。

アウトライン プラグインの新機能

アウトライン プラグインでは、一致した文字列を隠してカスタム バーに表示したり、正規表現で任意の文字列に置換してから表示できるようになりました (「カスタム」タイプの場合)。

バイナリ (16進表示) でアスキー同時表示

バイナリ (16進数表示) で、アスキー表示を横に含めるようになりました。テキストの選択範囲は、アスキー表示でも枠が表示され確認できます。

[検索] ダイアログの新機能

[検索] ダイアログには、[一致する文字列を数える] チェック ボックスが追加され、文字列を検索したとき、ステータス バーにその一致した数を表示するようになりました。また、[検索する文字列] テキスト ボックスの横の [>] ボタンをクリックして、検索する文字列の初期値として、選択テキスト、カーソル位置の単語、カスタムから選択できるようになりました。さらに、正規表現を使用する場合だけでなく、エスケープ シーケンスを使用する場合でも、一覧から使用するエスケープ シーケンスを選択できるようになりました。

[ファイルから検索] ダイアログの新機能

[ファイルから検索] ダイアログでは、[検索する文字列] テキスト ボックスの横の [>] ボタンをクリックして、検索する文字列の初期値として、選択テキスト、カーソル位置の単語、カスタムから選択できるようになりました。[ファイルの種類] テキスト ボックスの横の [>] ボタンをクリックして、ファイルの種類の初期値として、現在のファイルの種類、現在のファイル、カスタムから選択できるようになりました。さらに、[検索するフォルダ] テキスト ボックスの横 [>] ボタンをクリックして、検索を開始するフォルダの位置を現在のフォルダからの相対位置で指定できるようになりました。

その他の新機能

その他の機能

  • CSV モードは、改行を含むセルを利用できるようになりました。埋め込まれた改行は、M (CR) または J (LF) と反転した背景色で表示されます (設定のプロパティの [記号] タブで、[制御文字を表示] チェック ボックスがチェックされている場合)。
  • Windows エクスプローラのフォルダで右クリックしたときに表示されるコンテキスト メニューに、[EmEditor でファイルから検索] コマンドが追加されました。
  • 自動復旧機能は、ワークスペースと同様に、最後に表示していたウィンドウの配置と元に戻す情報をそのまま保存、復旧するようになりました ([復旧されたファイル] ダイアログ ボックスは廃止になりました)。インストーラで更新時も、開いている EmEditor のウィンドウを自動的に閉じてから、また元の状態で開くようになりました。
  • 新しいインストーラーを使用し、複数の言語エディションを 1 つのインストーラに含めるようになりました (現在のところ、英語版と日本語版が含まれています)。
  • 新しいインストーラーに付属する更新チェッカーを使用するようになり、更新時のダウンロードとインストールの作業が簡単に行えるになりました (v9 の更新チェッカーは廃止になりました)。
  • 新しいコマンドライン オプション /cmp が追加されました。
  • ローカライズされた言語ファイルが古い場合、EmEditor が可能な限り自動的に英語の文字列やダイアログ ボックスのリソースを使用するようになりました。
  • 印刷ヘッダ、フッタで、左揃え(&l)、中央揃え(&c)、右揃え(&r) の組み合わせが指定できるようになりました。
  • 箱型選択は、論理選択に限定するようになりました (行の折り返しによる複数の選択は含めないようになりました)。
  • 従来は、ファイルを読み直すとき、指定したエンコードで変換できな文字がある警告ダイアログが表示されたときに、キャンセルを選択すると、無題の新規ドキュメントが開かれてしまいました。巨大ファイルを非同期で開く場合を除き、この問題を修正しました。
  • PHP の設定の既定の強調文字列一覧を最新の PHP 関数一覧に合わせて修正しました。
  • 正規表現構文に新しい置換表現 (?n:true_expression:false_expression) が追加されました。

プラグイン新機能

スニペット プラグイン

  • 単語補完プラグインは、スニペットのプレイスホルダーの内側でも動作するようになりました。
  • スニペット プラグインの「変換」に使用する正規表現で、グローバル オプション「g」を追加しました。

アウトライン プラグイン

  • アウトライン プラグインのプロパティで、[選択をカーソル位置と同期する]、[起動時、カスタム バーにフォーカスを設定する]、[ESC キーを押してカスタム バーを閉じる]、[Enter キーまたは移動コマンドでカスタム バーを閉じる] チェック ボックスを追加しました。
  • [一致した文字列を隠す/正規表現で置換する] チェック ボックスと [置換] テキスト ボックスが追加され、一致した文字列を隠してカスタム バーに表示したり、正規表現で任意の文字列に置換してから表示できるようになりました (「カスタム」タイプの場合)。

単語補完プラグイン

  • [一致した同じ長さの単語を候補リストから除外する] チェック ボックスが、プラグインのプロパティの [オプション] タブに追加されました。

エクスプローラ プラグイン

  • エクスプローラ プラグインで選択しているファイルが、開かれているアクティブなファイルと同期していないことがありました。この不具合を修正しました。

新しい設定

  • 設定のプロパティに [スペル チェック] タブが追加されました。
  • [標準エラー] ドロップ ダウン リスト ボックスが [外部ツール] のプロパティに追加され、[標準エラーを含める] チェック ボックスは廃止になりました。この変更により、標準出力と標準エラーの出力先を別々に指定できるようになりました。
  • 検索ダイアログには、[一致する文字列を数える] チェック ボックスが追加され、文字列を検索したとき、ステータス バーにその一致した数を表示するようになりました。
  • 設定のプロパティの [キーボード] タブで、追加するショートカット キーに既に割り当てられているキーを入力した際に、コマンド名だけでなく分類名も表示するようになりました。
  • [無視するファイルまたはフォルダ] ([ファイルから検索] – [高度]) に入力できる文字数が 15,999 文字まで増えました。
  • 検索/置換/ファイルから検索/ファイルから置換ダイアログの検索/置換ドロップ ダウン リストの右の [>] ボタンに、[選択テキスト]、[カーソル位置の単語]、[カスタム]、[既定として保存] コマンドが追加されました。
  • ファイルから検索/ファイルから置換ダイアログの [ファイルの種類] ドロップ ダウン リストの右に、新しい [>] ボタンが追加されました。このボタンには、[現在のファイルの種類]、[現在のファイル]、[カスタム]、[既定として保存]、[複数行] コマンドが追加されました。[=] ボタンは廃止になりました。
  • ファイルから検索/ファイルから置換ダイアログの [検索するフォルダ] ドロップ ダウン リストの右 [>] ボタンに、[現在のフォルダ]、[1階層上のフォルダ]、[2階層上のフォルダ]、[ルート フォルダ]、[カスタム]、[参照]、[既定として保存] コマンドが追加されました。
  • [カスタマイズ] ダイアログの [検索] タブで、[検索/置換ダイアログ ボックスで、選択テキストを使用する] チェック ボックス、[検索/置換ダイアログ ボックスで、カーソル位置の単語を使用する] チェック ボックス、[ファイルから検索で現在のフォルダを既定とする] チェック ボックスは廃止になりました。
  • 置換/ファイルから検索/ファイルから置換でタブを押したときのコントロールのフォーカスが当たる順番を変更しました。
  • 設定のプロパティの [表示] タブの [スタイル] 一覧に「波線」と「点線」を追加しました。また、下線がアンダースコア「_」と重ならないように位置を調節しました。
  • 設定のプロパティの [スクロール] タブに [水平グリッド] チェックボックスを追加しました。[点線罫線] チェック ボックスは廃止になりました。
  • 設定のプロパティの [印刷] タブで、[ヘッダ]、[フッタ] チェック ボックスが追加されました。
  • [マクロのカスタマイズ] ダイアログ ボックスの [マイ マクロ] タブで、[すべて削除] ボタンが追加されました。
  • [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [言語] タブで、[ローカライズされた項目が見つからない場合、英語を使用する] チェック ボックスが追加されました。
  • [ツール バー] ダイアログ ボックスで、[256色] ラジオ ボタンは廃止になりました。
  • [番号の挿入] ダイアログ ボックスが追加されました。

新コマンド

  • [UTF-16LE(BOM付き)で保存] コマンド
  • [UTF-16LE(BOM無し)で保存] コマンド
  • [UTF-16BE(BOM付き)で保存] コマンド
  • [UTF-16BE(BOM無し)で保存] コマンド
  • [UTF-8(BOM付き)で保存] コマンド
  • [UTF-8(BOM無し)で保存] コマンド
  • [HTML/XML文字参照をUnicodeに変換] コマンド
  • [UnicodeをHTML/XML文字参照に変換] コマンド
  • [Universal Character NamesをUnicodeに変換] コマンド
  • [UnicodeをUniversal Character Namesに変換] コマンド
  • [番号] コマンド
  • [セルを選択] コマンド
  • [次のセル] コマンド
  • [前のセル] コマンド
  • [スペル チェック] コマンド
  • [引用マークで始まる行のスペル チェック] コマンド
  • [1重引用符で囲まれた文字列のスペル チェック] コマンド
  • [2重引用符で囲まれた文字列のスペル チェック] コマンド
  • [コメントのスペル チェック] コマンド
  • [スクリプトのスペル チェック] コマンド
  • [タグのスペル チェック] コマンド
  • [強調文字列のスペル チェック] コマンド
  • [ハイパーリンクのスペル チェック] コマンド
  • [残りの文書のスペル チェック] コマンド
  • [すべてのスペル チェック] コマンド
  • [前のスペル ミス] コマンド
  • [次のスペル ミス] コマンド
  • [スペル チェックの提案] コマンド
  • [辞書] コマンド
  • [ショートカット キーを有効にする] コマンド
  • [行番号] コマンド
  • [ルーラ] コマンド
  • [改行] コマンド
  • [EOF] コマンド
  • [タブ] コマンド
  • [半角空白] コマンド
  • [全角空白] コマンド
  • [CRとLFを区別] コマンド
  • [制御文字] コマンド
  • [インデント ガイド] コマンド
  • [タブの桁数] コマンド
  • [インデントの桁数] コマンド
  • [自動インデント] コマンド
  • [タブの代わりに空白を挿入] コマンド
  • [折り返しインデント] コマンド
  • [比較] コマンド
  • [オプションを指定して比較] コマンド
  • [再スキャン] コマンド
  • [同期スクロール] コマンド
  • [オプションを指定して同期スクロール] コマンド
  • [リセット] コマンド
  • [行頭の空白を無視] コマンド
  • [行末の空白を無視] コマンド
  • [埋め込まれた空白を無視] コマンド
  • [大文字小文字の区別を無視] コマンド
  • [改行を無視] コマンド
  • [コメントを無視] コマンド
  • [エンコードを無視] コマンド
  • [垂直同期スクロール] コマンド
  • [水平同期スクロール] コマンド
  • [カーソル位置の同期] コマンド
  • [終了時ウィンドウ位置を復元] コマンド
  • [オプションの保存] コマンド
  • [前の変更] コマンド
  • [次の変更] コマンド
  • [前の変更行] コマンド
  • [次の変更行] コマンド
  • [タブ ウィンドウを元の位置に戻す] コマンド
  • [分割ウィンドウの水平同期スクロール] コマンド
  • [分割ウィンドウの垂直同期スクロール] コマンド
  • [最後にアクセスした文書] コマンド
  • [最もアクセスしていない文書] コマンド
  • [右の文書] コマンド
  • [左の文書] コマンド

ツール バーの新しいボタン

 比較最近表示した 2 個の文書をオプションを指定せずに比較します。
 再スキャン比較した文書を再スキャンして結果を最新情報に更新します。
 同期スクロール最近表示した 2 個の文書をオプションを指定せずに同期スクロールします。
 リセット比較や同期スクロールをリセットして比較結果をクリアします。
 行番号行番号の表示/非表示を切り替えます。
 ルーラルーラの表示/非表示を切り替えます。
 自動インデント自動インデントを有効にします。
 タブの代わりに空白を挿入タブの代わりに空白を挿入します。
 折り返しインデント折り返しインデントを有効にします。
 タブの桁数ポップアップ メニューを表示してタブの桁数を選択します。
 インデントの桁数ポップアップ メニューを表示してインデントの桁数を選択します。
 HTML/XML文字参照をUnicodeに変換選択テキストをHTML/XML文字参照からUnicodeに変換します。
 UnicodeをHTML/XML文字参照に変換選択テキストをUnicodeからHTML/XML文字参照に変換します。
 Universal Character NamesをUnicodeに変換選択テキストをUniversal Character NamesからUnicodeに変換します。
 UnicodeをUniversal Character Namesに変換選択テキストをUnicodeからUniversal Character Namesに変換します。
 スペル チェック文書のスペル チェックを行います。

マクロ新機能

  • SpellProp オブジェクト
  • Config オブジェクトに Spell プロパティが追加されました。
  • ScrollProp オブジェクトに HorizontalGrid プロパティが追加されました。
  • Find メソッドは、eeFindCount フラグが指定されている場合、一致した文字列の数を返すようになりました。

新しいプラグイン API

  • EE_GET_WORD メッセージ
  • Editor_GetWord インライン関数
  • EI_GET_ACTIVE_DOC、EI_SET_ACTIVE_DOC、EI_GET_SYNC_SESSION、EI_GET_LOC_DLL_INSTANCE フラグ (EE_INFO メッセージ)
  • byteCrLf フィールドと FLAG_GET_CRLF_BYTE フラグが GET_LINE_INFO 構造体に追加されました。
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