Version 22.2 の新機能
2023年 1月 25日
一般の新機能
- 新バージョンでは、巨大ファイルを開く時、CSV 自動検出をファイルを開く最初に行うようにしました。これにより、ファイル全体が開かれるのを待つことなく、ファイルを CSV モードで表示することができるようになりました。
- 新バージョンでは、CSV 構文チェックをバックグラウンドで行うことも可能になり、これにより、構文チェックが終わるのを待つことなくファイルを表示することができるようになりました。以前のバージョンでは、CSV 構文チェックは常にフォアグラウンドで行われていました。
- 埋め込み改行が存在する場合でも CSV 自動検出を可能にしました。
- 特に低メモリ状態で巨大ファイルを扱う場合の信頼性と頑強性を向上させました。
- メモリが少ない場合やその他の致命的なエラーが発生した場合、メッセージ ボックスを表示して低メモリ状態であることを示し、さらに仮想メモリを増やす方法を説明するクリック可能な URL も表示するようになりました。
- 置換表現構文に \V を追加し、V8 JavaScript エンジンを使用した置換表現が可能になりました。
- [コミット リスト] プラグインで、プル、プッシュ、フェッチ コマンドを実行できるようになりました。
- [コミット リスト] プラグインに、フィルターの履歴の機能を追加しました。
- クラッシュ レポートを改善しました。
- CSS HTML Validator Lite を v21.0 に更新しました。
- 巨大ファイルを扱っている時のCSV 区切り位置の調節、CSV 構文チェック、CSV モードから通常モードへの切り替え、各種変換コマンド、各種並べ替えコマンドを高速化しました。
テスト結果:
v22.1.4 (*1) | v22.2 (*2) | v22.2 (*3) | 比較 (*1 vs *3) | |
---|---|---|---|---|
AからZへ並べ替え | 30.1 秒 | 7.40 秒 | 6.42 秒 | 4.69 倍に高速化 |
* 1) v22.1.4 ファイル毎最大メモリ サイズ: 8082 MB。
* 2) v22.2 すべてのメモリ サイズを自動的に管理する: オフ、ファイル毎最大メモリ サイズ: 8082 MB。
* 3) v22.2 すべてのメモリ サイズを自動的に管理する: オン、ファイル毎最大メモリ サイズ: 262144 MB。
* すべて: AからZへ並べ替え、1000万行、10 GB ランダム ASCII データ、[常に長い元に戻す情報を破棄して速くする] オン、その他はすべて既定オプション、Windows 11、Ryzen 9 7900X、64GB RAM、1TB。
新しい設定
- [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [高度] ページに [すべてのメモリ サイズを自動的に管理する] チェック ボックスを追加しました。
- [コミット リスト] プラグインに [プル]、[プッシュ] ボタンと [フェッチ] メニュー項目を追加しました。
- [コミット リスト] プラグインに [フィルターの履歴] ダイアログを追加しました。
- [進捗状況] ダイアログ ボックスに [常に長い元に戻す情報を破棄して速くする] チェック ボックスを追加しました ([カスタマイズ] ダイアログの [編集] ページにある同じ名前のチェック ボックスと同等)。