Version 21.8 の新機能
2022年 6月 8日
一般の新機能
- コミット リスト プラグインを追加し、現在の文書の Git 履歴を表示できるようになりました。
- [連続置換] ダイアログ ボックスの [すべて一括置換]、[ファイルから連続検索/置換] ダイアログ ボックスの [一括検索]、[ファイルから連続置換] ダイアログ ボックスの [すべて一括置換] において、正規表現、数値範囲表現を検索文字列の一覧に含めることができるようになりました。
- 新しいバージョンでは、[ファイルから検索] で、ファイルのタイム スタンプの範囲を指定して検索できるようになりました。
- 分割ウィンドウで比較時、文書の上に文書のタイトルを表示するようにしました。
- 新しいバージョンでは、ウィンドウのサイズを変更するにつれて、それに比例して分割境界を自動的に調節するようになりました。
- フィルターを設定して一致が無い場合、フィルターを中止時に、カーソル位置をフィルター前の状態に元に戻すようになりました。
新しい設定
- [フィルター抽出オプション] ダイアログ ボックスを追加しました。
- [高度] ダイアログ ボックス ([ファイルから検索]) に、[最古の更新日] と [最新の更新日] オプションを追加しました。
新しいコマンド
- 分割表示
- 抽出オプション
新しいプラグイン
- コミット リスト プラグイン
プラグインの新機能
- EE_INFO_EX メッセージ、INFO_EX_DATA 構造体、Editor_DocInfoEx インライン関数を追加しました。
- EI_GET_CONFIG、EI_SET_CONFIG、EI_SAVE_FILE、EI_INDEX_TO_DOC_REAL、EI_DOC_TO_INDEX_REAL、EI_GET_TITLE、EI_SET_TITLE を EE_INFO メッセージに追加しました。
- hDoc パラメータを EE_GET_MODIFIED、EE_GET_LINES メッセージに追加しました。
- hDoc フィールドを GET_LINE_INFO 構造体に追加しました。
- Editor_DocGetModified、Editor_DocGetLines、Editor_GetLineW インライン関数に別のフォームを追加しました。
- FILTER_INFO_EX 構造体に nVisibleLinesAbove と nVisibleLinesBelow フィールドを追加しました。
マクロの新機能
- Document オブジェクトの Filter メソッドに nVisibleLinesAbove と nVisibleLinesBelow パラメータを追加しました。
- Document オブジェクトに Title プロパティを追加しました。
[コミット リスト] プラグインの使い方
EmEditor Professional では、既定で [コミット リスト](CommitList) プラグインがインストールされます。このプラグインは、Git リポジトリの現在の変更とコミット履歴を表示します。[コミット リスト] プラグインを使用するには、プラグイン バーの をクリックするか、または [ツール] メニューの [プラグイン] をポイントし、[コミット リスト] を選択します。
プラグインは、最初に、現在の文書が Git リポジトリに存在するかどうか調べます。存在すれば、そのリポジトリが選択され、そのコミット履歴が表示されます。[開く…] ボタンをクリックして、異なるリポジトリを開くことができます。
現在の [変更] と [ステージング変更] が表示されます。[ステージング変更] は、インデックスに追加された変更です。作業ツリーへのその他のすべての変更は、[変更] ツリーに表示されます。
変更ツリーのコンテキスト メニューから、[変更を表示]、[ファイルを開く]、[最新の情報に更新] を選択して更新情報を取得することができます。
[コミット リスト] ボタンをクリックすると、コミットの履歴を表示します。右上のドロップ ダウン メニューから選択ブランチを変更することができます。コミットが選択されると、右側のサイド バーににコミットの詳細とコミットで変更されたファイルの一覧が表示されます。一覧でファイルを右クリックして、[以前と比較] を選択すると、このコミットでファイルに加えられた変更を表示することができます。
コミット リスト内のコミットで右クリックして [コピー] を選択すると、コミットの詳細をコピーすることができます。[コミットのファイルを参照] を選択すると、コミットが作成された時のディレクトリ ツリーを表示します。[コミットの比較] を選択すると、2つのコミットを比較することができます。
現在のリポジトリに存在するファイルがエディタで開かれている場合、[現在の文書の履歴を表示] ボタンが選択可能になります。これは、現在のファイルの変更を含むすべてのコミットを表示します。コミットで右クリックすると、4つのオプションを表示します。[コミットを表示] は、メインのコミット リストのコミットにジャンプします。[以前と比較] は、その以前のリビジョンとファイルを比較します。[コミットのファイルを比較] は 2つの異なるコミットでのファイルを比較します。[作業ツリーのファイルと比較] は、選択されたコミットのファイルと作業ツリーのバージョンを比較します。
ヒント
- F6 キーまたは ESC キーを押すと、エディタにキーボード フォーカスが戻ります。