Version 19.2 の新機能
2019年 9月 18日
一般の新機能
- 最近の CPU の AVX-512 と SHA 命令セットに対応しました (64ビット版のみ)。
- 本体プログラムを 3 つの実行ファイル (AVX-512 用の ee512.exe、AVX-2 用の ee256.exe、SSE2 用の ee128.exe) に分けることにより高速化しました (64ビット版のみ)。既定では、EmEditor はもっとも最適化された実行ファイルを自動的に選択しますが、ユーザーが任意の実行ファイルを選択することもできます (対応する命令セットが現在の CPU によってサポートされている場合)。
- 新バージョンでは、ファイルから検索、ファイルから置換の時、エラーによってファイルが検索からスキップされた場合、より多くのエラー情報を表示するようになりました。
- 新バージョンでは、ファイルから検索、ファイルから置換の後、一致した数、置換された文字列の数をステータス バーに表示するようになりました。
- 巨大ファイルのオープン、重複行の削除、[ファイルから検索]、[ファイルから置換]、各種並べ替えコマンドを大幅に高速化しました。
テスト結果:
v19.1 | v19.2 | 比較 | |
---|---|---|---|
巨大ファイルを開く | 7.53 秒 | 2.99 秒 | 2.52 倍に高速化 |
ファイルから検索 | 74.1 秒 | 12.2 秒 | 6.07 倍に高速化 |
ファイルから置換 | 126 秒 | 1.56 秒 | 80.8 倍に高速化 |
* 巨大ファイルを開く: 2.70 GB、2 億行、UTF-8 ランダム データ ファイル。
ファイルから検索: 5 個のランダム テキスト ファイル、合計 17.6 GB、”abc” を検索、[大文字と小文字を区別する] オフ。
ファイルから置換: 3 個のランダム テキスト ファイル、合計 731 MB、”abc” を検索、”@abc@” に置換、[大文字と小文字を区別する] オフ、[変更ファイルを開いたままにする] オフ、[バックアップを保存する] オン。
16 スレッド、Windows 10 (64-bit)、Core i9-9900K、32GB RAM、2TB SSD。
新しい設定
- [ファイルから検索]、[ファイルから置換] ダイアログ ボックスに [設定を保存] チェック ボックスを追加しました。
- [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [ファイル] ページに [UTF-8を検出する最大バイト数] テキスト ボックスを追加しました。
新しいコマンド
- すべての記号