Version 18.3 の新機能
2018年 11月 7日
一般の新機能
- ランダムに並べ替えるオプションを並べ替え機能に追加しました。
- 新バージョンはバイナリ (16進数表示) のファイルを 16、32、64、128 または 256 バイト/行で表示するのを選択できるようになりました。バイト/行が多いとバイナリ ファイルの開く速度が速くなります。
- 一時ファイルを使用しないで開いたファイルの検索、置換には、マルチ スレッドを復活して高速化しました。
- 改行コードを削除、改行コードが埋め込まれたCSV文書の正当性の確認など、一部の動作が大幅に高速化しました。
- [フィルター] ツール バーに [ブックマークが設定された行のみ]、[ブックマークが設定されていない行のみ]、[改行コードが一致する] ボタンを追加しました。
- キーボード フォーカスが [列] ドロップ ダウン リスト ボックスにある時に Enter/Esc キーを押してフィルターを最新の情報に更新/中止することができるようになりました。
- 複数選択モードの状態で、Ctrl を押しながら1つの選択をクリックするとその選択が解除されるようになりました。
- 保存されていない文書にも [書き換え禁止] を有効にすることができるようになりました。
テスト結果
v18.2 | v18.3 | 比較 | |
---|---|---|---|
すべて置換 (一時ファイルを使用しないで開く) | 6.33 秒 | 2.17 秒 | 2.92 倍に高速化 |
改行コードを削除 | 28.5 秒 | 8.42 秒 | 3.38 倍に高速化 |
CSVモードに切り替え (改行コードが埋め込まれたCSV) | 7.27 秒 | 0.01 秒 | 727 倍に高速化 |
* すべて置換: 1.34 GB、100,000,000 行、ASCII ランダム データ、”abc” を “@@@” にすべて置換、既定オプション、改行コードを削除: 538 MB、10,000,000 行、ASCII ランダム データ、CSVモードに切り替え: 142 K B、500 行、52,300 個の改行コード、Windows 10 (64-bit)、Core i7-8700K、32GB RAM。
新しい設定
- [複数列で並べ替え] ダイアログ ボックスに [ランダムに並べ替え] ラジオ ボタンを追加しました。
- [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [形式] ページに [バイナリ (16進数表示)] ドロップ ダウン リスト ボックスを追加しました。
- [高度なフィルター] ダイアログ ボックスに [ブックマークが設定された行のみ]、[ブックマークが設定されていない行のみ]、[改行コードが一致する]、[CRのみ]、[LFのみ]、[CR+LF]、[その他] チェック ボックスを追加しました。
新しいコマンド
- ランダムに並べ替え
- ブックマークが設定された行のみ (フィルター ツール バー)
- ブックマークが設定されていない行のみ (フィルター ツール バー)
- 改行コードが一致する (フィルター ツール バー)
- CRのみ (フィルター ツール バー)
- LFのみ (フィルター ツール バー)
- CR+LF (フィルター ツール バー)
- その他 (フィルター ツール バー)
プラグイン API の新機能
- Editor_Sort インライン関数と SORT_INFO 構造体に SORT_RANDOM フラグを追加しました。
- FILTER_INFO_EX 構造体に、FLAG_FIND_BOOKMARKED_ONLY、FLAG_FIND_CR_ONLY、FLAG_FIND_CR_LF、FLAG_FIND_LF_ONLY、FLAG_FIND_NL_OTHERS、FLAG_FIND_UNBOOKMARKED_ONLY、および FLAG_FIND_MATCH_NL フラグを追加しました。
マクロの新機能
- Sort メソッドの strColumns パラメータに R (ランダムに並べ替え) オプションを追加しました。
- Filter メソッドに ExFlags パラメータを追加しました。