Version 16.7 の新機能
2017年 4月 24日
一般の新機能
- Windows 10 Creators Update の新機能である「モニターごとの DPI 対応 v2」に対応。DPI値が異なる複数モニターで使用する場合のダイアログ ボックス、メニュー、ツール バーなどの表示がより自然になりました。
- 行番号の形式は、区切り文字を入れない v16.5 以前の形式が既定になりました。
- アウトプット バーを使用した「ファイルから検索」、アウトプット バーを使用した検索ダイアログの「抽出」が大幅に高速化されました。
測定結果例
v16.6 | v16.7 | 比較 | |
---|---|---|---|
「1」を抽出 | 166.8 秒 | 0.93 秒 | 179 倍に高速化 |
「1」をファイルから検索 | 120.3 秒 | 0.90 秒 | 134 倍に高速化 |
* すべて、”0123456789″ の文字列を 10万行並べたASCIIファイル、大文字と小文字を区別しない、エスケープシーケンスを使用。アウトプット バーを使用。Windows 10 (64-bit) Core i7-4790 16GB RAM
新しい設定
- [カスタマイズ] ダイアログの [形式] タブの [行番号(10進数)] と [行番号(16進数)] ボックスの中に、[空白幅] スライダーが追加されました。
- 設定のプロパティの [スクロール] タブに、[3D 表示] チェック ボックスが追加されました。
プラグイン API の新機能
- EE_SET_CELL、EE_SET_COLUMN メッセージが追加されました。
- Editor_SetCell、Editor_SetColumn インライン関数が追加されました。
- COLUMN_STRUCT 構造体が追加されました。
マクロの新機能
- Document オブジェクトに SetCell メソッド、SetColumn メソッド、InsertColumn メソッドを追加しました。
不具合の修正
- 検索ダイアログ ボックスの抽出機能に関する特定の不具合を修正しました。
- アウトプット バーの標準入力に関する特定の不具合を修正しました。