スニペット プラグイン
スニペット プラグインを使用すると、単語や定型文字列を素早く挿入することができます。よく使うコードの一部を保存、再生することにより、同じコードを 2度とタイプする必要がなくなります。
スニペット プラグインを使用すると、単語、定型文字列、インタラクティブなコードの一部を素早く挿入することができ、文書作成のスピードと能力を飛躍的に向上させます。スニペットは、プレーン テキスト、プレイスホルダー、シェルコード、マクロ、テキストを変換するための正規表現、およびビルトインまたはユーザー定義のパラメータからできています。スニペット プラグインでは、複数行を使用することができます。スニペット ツリーには、スニペットだけでなくマクロも含めることができます。これらのマクロはファイルとして個別に保存する必要がありません。
スニペットは EmEditor では簡単に使用することができます。トリガーとして指定されている文字列をタイプするだけでスニペットを挿入することができます。すると、ツールチップが現れます。ここで、タブ キーを押すと、スニペットが自動補完します。プラグイン ツール バーでスニペット ボタンを選択すると、利用可能なスニペットの一覧が表示されます。
既定にスニペット ツリーには、あらかじめ定義されたスニペットが適当なフォルダに並べられています。
これらの各フォルダと、フォルダの中身のスニペットは、設定に関連付けられています。
フォルダ名の横にこれらの設定を表示させたい場合は、カスタム バーを右クリックして表示されるメニューから、[表示] – [設定] を選択します。
プラグイン ツール バー上のスニペット ボタンで右クリックをして表示されるメニューから、プロパティを選択すると、スニペット プラグインのプロパティを表示させることができます。
スニペットの種類:
プレーン テキスト – プレーン テキストの単語または文字列
プレイスホルダー – スニペットを挿入した後、カーソル位置は、プレイスホルダー間をジャンプし、Tab キーを押すと、次のプレイスホルダーにジャンプします。
ミラー – 同じプレイスホルダー インデックスを使用すると、これらのプレイスホルダーの値はすべて同じになります。これをミラーと言います。
変換 – あるプレイスホルダーの値を別の場所に正規表現と置換フォーマットを使用して変換することができます。
シェルコード – コンソール アプリケーションを実行して文字列をその標準入力に渡すシェルコードを定義することができます。コンソール アプリケーションからの標準出力および標準エラーは、テキスト文書のカーソル位置にリダイレクトされます。
マクロ – スニペットにマクロを含めることができます。最初の文字 # が、これはシェルコードではなくマクロであることを示します。