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EmEditor v21.7.2 を公開しました。

本日、EmEditor v21.7.2 を公開いたしました。

v21.7.2 は、v21.8 beta 7 (21.7.907) から beta 11 (21.7.911) までのすべての不具合修正を含みます。

主な変更点、画面図など、詳しくは、「Version 21.7 の新機能」をご覧ください。

デスクトップ インストーラー版をご使用の場合、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新していただけます。この方法で更新できない場合には、最新版をダウンロードして、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップ ポータブル版の場合、こちらよりダウンロードして、更新していただけます。ストア アプリ版の場合、数日後、Microsoft ストア (64ビット または 32ビット) よりダウンロードまたは更新していただけます。winget を使用されている場合は、”winget install emeditor” とタイプして最新版の EmEditor のインストールが可能です (64ビットか32ビットは自動検出されます)。

EmEditor v21.7.1 を公開しました。

本日、EmEditor v21.7.1 を公開いたしました。

v21.7.1 は、v21.8 beta 1 (21.7.901) から beta 6 (21.7.906) までのすべての不具合修正を含みます。

主な変更点、画面図など、詳しくは、「Version 21.7 の新機能」をご覧ください。

デスクトップ インストーラー版をご使用の場合、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新していただけます。この方法で更新できない場合には、最新版をダウンロードして、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップ ポータブル版の場合、こちらよりダウンロードして、更新していただけます。ストア アプリ版の場合、数日後、Microsoft ストア (64ビット または 32ビット) よりダウンロードまたは更新していただけます。winget を使用されている場合は、”winget install emeditor” とタイプして最新版の EmEditor のインストールが可能です (64ビットか32ビットは自動検出されます)。

EmEditor v21.7.0 を公開しました (テクニカル レビューを含む)。

本日、EmEditor v21.7.0 を公開いたしました。

以前から、「比較結果を 2つの並べられたウィンドウではなく 1つの分割ウィンドウに表示を」という要望は多くありましたが、v21.7 では可能になりました。[比較] メニューより比較コマンドを選択すると、EmEditor は 1つの分割ウィンドウ内で比較結果を表示するようになりました。[リセット] を選択して比較を終了すると、EmEditor は通常のタブ ウィンドウに戻ります。[同期スクロール] コマンドも同様に動作します。この機能は、EmEditor Professional と EmEditor Free の両方で利用可能です。

EmEditor Professional の前のバージョン (v21.6) では、複数文字列の素早い同時検索が可能になりました。EmEditor Professional v21.7 のメインの機能は、複数の文字列を同時に置換することであり、複数のお客様から要望されていました (1, 2)。既存の機能である [すべて連続置換] に対して、この新機能を [すべて一括置換] と呼ぶことにします。[すべて一括置換] は、[すべて連続置換] とはアルゴリズムが大きく異なります。[すべて連続置換] は一度に文書全体で 1つの文字列を検索して、この手順を文字列の数だけ繰り返します。一方、[すべて一括置換] は、すべての検索文字列を同時に検索します。この違いは、次のような場合に、異なる結果をもたらします。それは、例えば、検索/置換文字列に、

1 → 5
2 → 4
4 → 2
5 → 1

といったペアが含まれていて、元の文書が

[1,2,3,4,5]

となっていた場合です。

この場合、[すべて連続置換] を使用すると、EmEditor は最初に文書全体の 1 を 5 に置換します。そして、2 を 4 に置換します。この時点で、元の文書は次のようになります。

[5,4,3,4,5]

次に、4 を 2 に置換する時、2つの 4 (2番目と4番目の数字) を置換することに注意してください。最後に、5 を 1 に置換する時、2つの 5 (最初と最後の数字) を置換します。したがって、結果は次のようになります。

[1,2,3,2,1]

新しい [すべて一括置換] を使用すると、EmEditor はすべての文字列を同時に置換します。したがって、結果は、期待通り、次のようになります。

[5,4,3,2,1]

[すべて一括置換] は、[すべて連続置換] よりもずっと高速に動作します。私のテストでは、100万件の検索/置換ペアが存在する場合、[すべて一括置換] は、[すべて連続置換] より 6310 倍も高速に動作しました。

この [すべて一括置換] による高速化により、従来では考えられなかった新しい EmEditor の活用法が可能になりました。例えば、あなたがクライアント一覧のお客様に電話をかけるとします。ただし、別のリストには、数百万件の電話番号の一覧があり、それらは電話禁止名簿だったとします。あなたは、クライアント一覧に、電話禁止名簿の番号が含まれていないことを確認する必要があります。この場合、EmEditor の前のバージョン (v21.6) では、クライアント一覧の電話禁止番号をすばやく検索することができました。新バージョン (v21.7) では、検索だけではなく、一致した番号を他の文字列 (または空の文字列) に置換することもできるようになりました。このように、新機能により、文書から不要な文字列をすばやく置換または削除が可能になりました。以前なら、このようなタスクには、検索文字列の数によっては、数時間、または数日間もかかっていたものです。現在のところ、[すべて一括置換] は正規表現、数値範囲、改行を含む検索文字列をサポートしていません。

最後に、Pro版、Free版とも お気に入りいただけましたら幸いです。将来、ご質問、機能のリクエスト、アイディアなどがございましたら、ご連絡いただくか、フォーラムにご発言ください。

今後も EmEditor を引き続きご愛顧くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
— 江村豊

主な変更点、画面図など、詳しくは、「Version 21.7 の新機能」をご覧ください。

さらに本リリースは、次の不具合/問題の修正を含みます。

  • [半角/全角変換] ダイアログ ボックスで [文章全部] を選択しても CSV モードで選択範囲のみが変換される不具合を修正しました。
  • フィルター設定中のセル ツール バーに関する不具合を修正しました。
  • 新バージョンは、[ヘディングは書き換え禁止] が設定されている場合、[列の削除/切り取り] コマンドを無効にせずに、これらのコマンドでメッセージ ボックスを表示するようになりました。
  • 新バージョンは、列が選択されていて [ヘディングは書き換え禁止] が設定されている場合でも各種変換コマンドを有効にしました。
  • 置換表現が \x{hhhhh} の値を正しく解析しなかった不具合を修正しました。
  • editor.QueryStatusByID(EEID_TOOLBAR1 + n) が正しく動作しなかった不具合を修正しました。
  • ある特定の条件でのフィルター設定で異常終了する可能性があった v21.6 の不具合を修正しました。
  • 抽出置換が行のすべての一致を抽出しないことがあった v21.6 の不具合を修正しました。
  • お客様から報告された不具合を修正しました (1, 2)。

デスクトップ インストーラー版をご使用の場合、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新していただけます。この方法で更新できない場合には、最新版をダウンロードして、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップ ポータブル版の場合、こちらよりダウンロードして、更新していただけます。ストア アプリ版の場合、数日後、Microsoft ストア (64ビット または 32ビット) よりダウンロードまたは更新していただけます。winget を使用されている場合は、”winget install emeditor” とタイプして最新版の EmEditor のインストールが可能です (64ビットか32ビットは自動検出されます)。