ライブラリをマクロにインポートする方法は?
EmEditor は、EmEditor v22.1.0 以降で新しい V8 エンジンを使用している場合、特定の JavaScript ライブラリをマクロにインポートできます。ほとんどのブラウザ互換ライブラリは V8 で使用できます。互換性情報については「制限事項」セクションを参照してください。
ブラウザ互換ライブラリを見つけたら、次の手順に従ってマクロにインポートします。
- ライブラリの圧縮された
.js
ファイルをダウンロードします。- 別のファイルをインポートする場合、圧縮されていないファイルは動作しない可能性があります。
- 例として、datetime ライブラリ Luxon を使用するには、Basic Browser Setup から圧縮ファイルをダウンロードします。
- EmEditor を開きます。マクロ | カスタマイズ…に移動し、JavaScript エンジンとして V8 を使用するをチェックして V8 エンジンに切り替えます。
- 新しい
.jsee
ファイルを作成します。ファイルの先頭に#include "library.js"
と書き、library.js
をダウンロードしたJSファイルへの相対または絶対パスに置き換えます。- バックスラッシュをエスケープするのを忘れないでください。
"C:\\folder\\folder"
luxon.min.js
が同じフォルダにダウンロードされた場合、#include "luxon.min.js"
でインクルードします。
- バックスラッシュをエスケープするのを忘れないでください。
Luxon が正しくインポートされたかどうかをテストするには、現在の時刻を表示する次のマクロを実行します。
#include "luxon.min.js" alert(luxon.DateTime.now().toISO());
制限事項
- Node API や
npm
は V8 でアクセスできません。 import
、fetch
、DOM 操作などの特定の Web API は V8 で使用できません。