Version 21.3 の新機能
一般の新機能
- Free版で巨大ファイルをサポートしました (従来は、Professional版でのみサポートしていました)。
- 新バージョンは、日付/時刻の範囲の形式を、検索/置換/フィルターの数値範囲表現として使用することができるようになりました。例えば、 [ 2021/10/28 , 2021/12/31 “yyyy/M/d” ] は、2021/10/28 から 2021/12/31 までの間のすべての日付を意味します。日付の形式を省略した場合、既定の日付の形式は、[カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [並べ替え] ページで指定されたロケールから由来されます。
- [数値範囲を入力] ダイアログ ボックスをデザインし直し、新バージョンは、数値範囲に任意の小数点を使用できるようになりました。例えば、( 1,0 , 9,0 “,” ) は、小数点としてカンマを使用した 1 から 9 までのすべての小数を意味します。
- 新バージョンは、ウィンドウの 3分割に対応しました。[上下に分割] または [左右に分割] コマンドを 2 回実行すれば、ウィンドウを 3 分割できます。
- 設定のプロパティの [キーボード] ページに Enter キーの割り当てを可能としました。これにより、Enter キーを [次のセル (セル選択モードのみ)] コマンドに割り当てることができるようになりました。
- Windows のクリップボードの履歴を取得する時間が長い時に通知を表示するようにしました。
- 新バージョンは、[分割ウィンドウの水平/垂直同期スクロール] オプションがオンの時、スクロール位置だけでなく、カーソル位置も同期するようになりました。
- 新バージョンは、[マクロのカスタマイズ] ダイアログの [マイ マクロ] ページを表示する時、[マイ マクロ] 一覧から存在しないファイル名を削除するかを選ぶダイアログ ボックスを (必要な場合だけ) 表示するようになりました。
- [編集] メニューの [選択範囲のエンコード/デコード] のサブ メニューの各種コマンド、[先頭の空白を削除]、[最後の空白を削除]、[列でフィルター] コマンドを高速化しました。
テスト 結果:
v21.2 | v21.3 | 比較 | |
---|---|---|---|
パーセント エンコーディングをUnicodeに変換*1 | 73.8 秒 | 7.16 秒 | 10.3 倍に高速化 |
Unicodeをパーセント エンコーディングに変換*1 | 95.6 秒 | 10.3 秒 | 9.28 倍に高速化 |
先頭の空白を削除*1 | 9.25 秒 | 3.19 秒 | 2.90 倍に高速化 |
最後の空白を削除*1 | 12.1 秒 | 3.19 秒 | 3.79 倍に高速化 |
列でフィルター*2 | 1.13 秒 | 0.297 秒 | 3.80 倍に高速化 |
*1 1.34 GB, 1億行、ランダム ASCII データ。
*2 1.99 GB, 1590万行, ランダム CSV データ。
共通: [常に長い元に戻す情報を破棄して速くする] を有効以外は既定オプション、16 スレッド、Windows 11、Core i9-11900K、64GB RAM、2TB SSD。
新しい設定
- [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [ショートカット] ページに、 [EmEditor アイコンをコンテキスト メニューに追加] チェック ボックスを追加しました。
- [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [ウィンドウ] ページに [ダイアログ ボックスのフォント サイズ] スライダーを追加しました。
新しいコマンド
- 次のセル (セル選択モードのみ)
- 前のセル (セル選択モードのみ)
- 上のセル (セル選択モードのみ)
- 下のセル (セル選択モードのみ)