Version 21.1 の新機能

2021年 8月 31日

一般の新機能

  • 既定では、新バージョンでは、マイ マクロの1つを選択またはマクロに割り当てられているショートカット キーを押しても、既定のマクロは変更されないようになりました。この動作は、[マクロのカスタマイズ] ダイアログ ボックスの [オプション] ページの [マイ マクロの実行で、それを既定のマクロとして設定する] により変更できます。
  • [マクロ] メニューのマイ マクロの1つで右クリックして表示されるメニューに [既定に設定] コマンドを追加しました。
  • 新バージョンでは、既定で [DirectWrite を使用] が設定されました (速度が最重要の場合には、このオプションをオフにしてください)。
  • 新バージョンでは、カーソルを移動したり、[文字コード値] コマンドを選択した際、OS でサポートされている多くの絵文字シーケンス絵文字 ZWJ シーケンスを正しく表示するようになりました。
  • 結合文字の Unicode の名前のフォーマットを変更しました (AND の代わりにセミコロンを使用しました)。
  • 既定では、インストーラーで、ユーザー毎インストールか、すべてのユーザーへのインストールかを選択するラジオ ボタンを無効にしました。「すべてのユーザー(全員)」を選択する方法については、FAQ をお読みください。
  • 様々な動作を高速化しました。

テスト 結果:

v21.0v21.1比較
マクロを実行 (繰り返し文書を切り替えて文字を挿入)28.8 秒14.0 秒2.06 倍に高速化

*以下のテスト マクロを使用。Direct Write オフを除いてすべて既定オプション、16 スレッド、Windows 10 (64-bit)、Core i9-9900K、64GB RAM、2TB SSD。

テスト マクロ:

document.selection.Text=”a”;
editor.NewFile();
doc1 = editor.Documents.Item(1);
doc2 = editor.Documents.Item(2);
for( i = 0; i < 1000; ++i ) { doc1.Activate(); doc1.selection.Text="a"; doc2.Activate(); doc2.selection.Text="a"; }

新しい設定

  • [マクロ一時オプション] ダイアログ ボックスに [これを既定のマクロに設定する] と [再描画を抑制する] チェック ボックスを追加しました。
  • [マクロ一時オプション] ダイアログ ボックスで、[…▼] ボタンをクリックした時に表示されるメニューに [(クリップボード)] オプションを追加しました。
  • [高度に開く] ダイアログ ボックスに [これを既定のマクロに設定する] チェック ボックスを追加しました。
  • [マクロのカスタマイズ] ダイアログ ボックスの [オプション] ページに [マイ マクロの実行で、それを既定のマクロとして設定する] チェック ボックスと [既定の言語] オプションを追加しました。

新しいコマンド

  • クリップボードのマクロを実行

プラグインの新機能

  • [単語補完] プラグインで、辞書が非常に大きい場合に、候補リストを開く速度を高速化しました。

マクロの新機能

  • Editor オブジェクトの WriteProfileString メソッドに nType パラメータを追加しました。