Version 17.2 の新機能
2017年 10月 18日
一般の新機能
- CSV セル選択モードで、オートフィル機能を追加しました。オートフィル機能を使うと、選択されたセル枠の右下の角 (フィル ハンドル) をマウスでドラッグすることにより、選択されたセルと同じ値を上下、または左右の隣のセルにコピーすることができるようになりました。また、連番の数字を含む2個以上セルを選択した状態でフィル ハンドルをドラッグすると、連続する値を簡単に入力できるようになりました。選択セルが一番上の行にある時に、フィル ハンドルをダブル クリックすると、上記の動作が文書の列全体に対して行われます。
- CSV セル選択モードに、[フラッシュ フィル] コマンドを追加しました。[フラッシュ フィル] コマンドを選択すると、現在のセルを同じ文書の他の列と比較して、明白なパターンを検出すると、選択されたセルを含む列全体にデータを入力します。
- 垂直スクロール バー上の右クリックで表示されるメニューが、マーカーを表示/非表示にかかわらず、常に同じメニューになり、[マーカーを表示] コマンドを追加しました。
- [CSV/並べ替え] ツール バーに [フラッシュ フィル] ボタンと [CSVの正当性を確認する] ボタンを追加しました。
- [行末の空白を削除] コマンドで、カーソル位置の左側の空白は削除しないようにしました。
- [ジャンプ] ダイアログなど CSV列の表示を列ヘッダーのタイプに合わせるようにしました。
- CSVセル選択モードで、セルをダブルクリックして編集モードにした時のカーソル位置をマウス ポインターの位置になるように調整しました。
- CSVセル選択モードで、CSV列ヘッダまたはルーラーで右端をダブル クリックすることにより、新しい列を右に追加するようになり、行番号の下の端をダブル クリックすることにより新しい行を追加するようになりました。
- [スタート] ウィンドウで、ファイル一覧のフォルダをクリックすると、そのフォルダから開くようになりました。
- Sum.jsee マクロは CSV 文書にも対応しました。
- [すべて置換]、[連続置換] の動作を高速化しました。
測定結果例
v17.1 | v17.2 | 比較 | |
---|---|---|---|
連続置換 | 32.8 秒 | 16.1 秒 | 2.04 倍に高速化 |
* 40MB (736,831 行) UTF-8 ファイル、500 個の連続置換
新しい設定
- 設定のプロパティの [表示] ページに [検索] テキスト ボックスを追加しました。ここに文字列を入力すると、一覧からその文字列を含む項目のみを表示します。
- [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [CSV] ページに [オート フィルを有効にする] チェック ボックスを追加しました。
- [オート フィル] ダイアログ ボックスを追加しました。
新しいコマンド
- 垂直スクロール バー上のマーカーの表示/非表示を切り替え
- CSVの正当性を確認する
- 列数をそろえる
- フラッシュ フィル
- オートフィル
プラグイン API の新機能
- EE_INFO メッセージに EI_VALIDATE_CSV と EI_GET_CLIENT_RECT_NO_BARS コマンドを追加しました。
マクロの新機能
- Document オブジェクトに ValidateCsv メソッドを追加しました。
不具合の修正
- マクロのショートカット キーに関する特定の不具合を修正しました。
- 「document.Config.Save();」のみのマクロにより、アウトラインの設定が既定になってしまうことがある不具合を修正しました。
- 並べ替えコマンドで異常終了する可能性があった不具合を修正しました。
- [単語補完] プラグインに関する特定の不具合を修正しました。