本日、EmEditor v24.4.0 を公開しました。
新バージョン (v24.4) の主な新機能は、Markdown サポートの強化です。これは、多くのお客様 (1 , 2 ) からの要望に応じて実現されたもので、ほぼ WYSIWYG 体験を提供する Markdown デザイン ビューを導入しました。
Markdown ファイルを編集する際に、ほぼ WYSIWYG 体験を提供する Markdown デザイン ビューが新たに導入されました。
Markdown は、John Gruber 氏 によって考案され、現在では多くのサービスで採用されています。この記法を使うことで、文字の装飾や段落のスタイル、リンクや画像などを比較的簡単に記述できます。Markdown 形式で作成された文書は、メモ帳などの非対応アプリでもわかりやすく表示されるため、広く利用されています。ブログや StackOverflow、Wikipedia などの投稿フォーム、さらには論文作成にも使われています。最近では、生成AIのレスポンスにも Markdown が活用されています。この度、Markdown への対応を強化したのは、前バージョン (v24.3) で追加された AIプロンプトのレスポンスをより美しく表示したかったからです。
基本ツール バーには「Markdown デザイン ビュー」ボタンが追加され、これをクリックすることでデザイン ビューのオン、オフを切り替えられます。また、Markdown の設定が選択されている場合、関連するファイルを開くと自動的にデザイン ビューが有効になります。AIプロンプト機能を使って新規作成された文書でも、デザイン ビューが適用されます。これらの設定は、[カスタマイズ] ダイアログの新しい [Markdown] ページで変更できます。
既定の基本ツール バーに Markdown デザイン ビュー ボタンを追加しました。
デザイン ビューに切り替えると、Markdown ツール バーが表示されます。ここにある [Markdown プレビュー] ボタンをクリックすると、WebPreview プラグインを使用して Markdown のプレビューを表示できます。
[Markdown] ツール バーが追加されました。
Markdown プレビューとデザイン ビューには、いくつかの違いがあります。
プレビューでは編集できませんが、デザイン ビューでは編集が可能です。
プレビューでは画像が表示されますが、デザイン ビューでは絵文字 (🖼) で表示されます。
ソース テキスト内の改行は、プレビューでは必ずしも改行として解釈されませんが、デザイン ビューでは常に改行として表示されます。ただし、ソース テキスト内の 2個以上のスペースで終わる行は、強制改行 (hard line break) として認識されます。デザイン ビューでは、強制改行は絵文字 (⏎) で表示されます。
ソース テキスト内の表のヘッダーが省略されている場合、プレビューでは非表示になりますが、デザイン ビューでは空のヘッダーとして表示され、常に編集可能です。
プレビューではコードと通常のテキストが異なるフォントで表示されますが、デザイン ビューでは同じフォントが異なる色で表示されます。
フェンスされたコード ブロックに言語名が記載されている場合、デザイン ビューではその言語に対応する設定で強調表示されます。
ソース テキスト内の HTMLタグ、文字参照、数値文字参照は、プレビューでは正しく表示されますが、デザイン ビューでは表示されません。
見出し行は、プレビューでは対応するサイズのフォントで正しく表示されますが、デザイン ビューでは DirectWrite を使用していない場合は、常に同じサイズのフォントで表示されます。既定では、DirectWrite を使用する設定になっていますので、問題にはなりません。
これらの違いを考慮し、EmEditor のデザイン ビューに過信せず、プレビューや外部 Webブラウザでの表示を確認しながら編集作業を行うことをお勧めします。
Markdown ツール バーにある [段落]、[見出し1]、[見出し2] などのドロップ ダウン リストを使うことで、ブロック スタイルを変更できます。また、[太字]、[斜体]、[コード] などのボタンを使ってテキストを装飾することができます。これらのボタンは、テキストが選択されているかどうかや、既に装飾されているかどうかによって動作が異なります。例えば、何も選択されていない状態で [太字] ボタンをクリックすると、カーソル位置の単語全体が太字になります。カーソル位置を含む文字列が既に異なるスタイルで装飾されている場合は、その装飾されている文字列だけを太字にします。反対に、テキストが選択されている状態で [太字] ボタンをクリックすると、選択範囲の太字状態のオン、オフを切り替えます。その他のボタンを使ってリンク、画像、表、水平線、改行、段落番号、箇条書きなどを作成・挿入できます。これらのコマンドは、メインメニューの [編集] メニューの [Markdown サブメニュー] からもアクセス可能で、Ctrl+B が [太字] コマンドのショートカットキーとして設定されています。
今回の Markdown デザイン ビューには、まだ改善の余地があります。デザイン ビューとプレビューの表示に相違が多いと感じるユーザーもいるかもしれません。また、編集が複雑な場合、デザイン ビューではうまく編集できないことがあります。例えば、見出し行の先頭に文字を入力すると、見出し行が通常の段落に変わってしまいます。このような場合、デザイン ビューを解除して編集する方が便利です。画像やハイパーリンクのパスやタイトルを変更する際も、直接ソース テキストを編集する方が早いでしょう。しかし、EmEditor が完全な Markdown エディタになることはないと考えています。Markdown 記法は、プレイン テキストでもわかりやすく表示できることが特長です。デザイン ビューのオン、オフを切り替えながら編集するスタイルに慣れていただければと思います。
Markdown 構文の解析には、Martin Mitáš 氏による MD4C (Markdown parser for C) を一部変更して使用しています。MD4C は CommonMark に準拠しており、EmEditor もこれを参考にして開発されました。ただし、EmEditor では CommonMark では規定されていない「表」もサポートしています。
新バージョン (v24.4) には、他にも多くの機能が追加されており、その多くはユーザーの皆様のご要望によるものです。
比較結果の相違行の表示が改善され、従来は追加行としてまとめられていた類似行が変更行として表示されるようになりました。
[すべてを他にコピー] コマンドがコピー元文書を閉じるようになりました。
正規表現エンジンのリストに「Onigmo.Perl」を追加し、以前の「Onigmo」は「Onigmo.Ruby」と呼ばれるようになりました。
検索/置換ダイアログの複数行の検索/置換ボックスが自動行折り返しをサポートするようになりました。
ウィンドウ幅を狭くした際に隠れるメニューへのアクセスがキーボード操作で可能になりました。例えば、Alt+M で表示できる [マクロ] メニューは、ウィンドウが小さくても使用できます。
コマンド ライン オプションに /ola が追加され、オフライン ライセンスを管理者権限でコンピューター全体に保存できるようになりました。
プレビュー版 の開発時に発見された不具合も修正されています。
Pro版、Free版ともにご満足いただければ幸いです。ご質問、機能のリクエスト、アイデアなどがございましたら、ご連絡 いただくか、フォーラム にご発言ください。
今後もEmEditorを引き続きご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 — 江村豊
主な変更点、画面図など、詳しくは、「Version 24.4 の新機能」をご覧ください。
デスクトップインストーラー版をご使用の場合は、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新できます。この方法で更新できない場合は、最新版をダウンロード し、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップポータブル版の場合は、こちらよりダウンロード して更新できます。ストアアプリ版の場合は、数日後、Microsoftストア (64ビット または 32ビット ) からダウンロードまたは更新できます。
既知の不具合と現在のステータス
/カテゴリ: EmEditor 本体/作成者: Yutaka Emura本ページでは、現在のバージョンの重要な不具合とその修正ステータスについての情報をお知らせします。この情報は、頻繁に更新されます。
不具合はプレビュー版を含む最新版で修正されていることがあります。不具合だと思われる場合には、プレビュー版を含め最新版に更新してみてください。
Version 24.5.1
Version 24.5.0
Version 22.4.0 から Version 24.4.1 まで
Version 23.0.3
Version 23.0.2
Version 23.0.1
すべてのバージョン
EmEditor v24.5.1 を公開しました
/カテゴリ: EmEditor 本体/作成者: Yutaka Emura本日、EmEditor v24.5.1 を公開しました。
v24.5.1 は、次の不具合修正を含みます。安定した動作のため、常に最新版に更新してお使いください。
デスクトップ インストーラー版をご使用の場合、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新していただけます。この方法で更新できない場合には、最新版をダウンロードして、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップ ポータブル版の場合、こちらよりダウンロードして、更新していただけます。ストア アプリ版の場合、数日後、Microsoft ストア (64ビット または 32ビット) よりダウンロードまたは更新していただけます。
EmEditorの支払い処理システムの更新
/カテゴリ: 一般/作成者: Makoto EmuraEmEditorが主要な支払い処理プロセッサとしてStripeに移行することを発表できることを嬉しく思います。この変更は、購入体験を向上させると同時に、最高のセキュリティとプライバシー基準を維持するという私共のコミットメントを反映しています。
変更点
Stripeを選んだ理由
支払いオプションの改善
Stripeは、クレジットカードやデビットカード、銀行振込、Apple Pay、Google Payなど、幅広い支払い方法をサポートしています。
Stripeは、支払い情報を保存して迅速なチェックアウトを可能にする安全な自動入力機能Linkをサポートしています。
ユーザーフレンドリーな体験
Stripeを使用すると、迅速で直感的なチェックアウトプロセスを楽しむことができます。Stripeポータルを使用して、サブスクリプションを便利に管理できます。
セキュリティとプライバシー
セキュリティは常に私共の最優先事項です。Stripeは、PCI DSS準拠の厳格なポリシーと高度な暗号化を使用して、顧客の支払いデータを保護します。
Stripeを使用して購入する方法
サブスクリプションの購入
2025年1月から、jp.emeditor.comにアクセスして「今すぐ購入」をクリックすることでサブスクリプションを購入できます。エムソフト カスタマー センターにログインしている場合、Stripe支払いページに表示されるメールアドレスで正しいユーザーにリンクされることを確認できます。新しいユーザー用に購入する場合は、カスタマーセンターからサインアウトし、支払いページで希望のメールアドレスを手動で入力してください。
画面左半分の「Qty」ボタンをクリックしてサブスクリプションの数量を変更できます。
サブスクリプション詳細を含むメール
購入後数分以内に、
emurasoft.comから2つのメールが届きます:1つはサブスクリプション詳細を含むもの、もう1つは領収書です。EmEditorの登録
サブスクリプションを購入した後は、EmEditorにサインインすることで登録できます。
オフライン登録
オフラインライセンスをリクエストすることでオフラインで登録できます。オフラインライセンスは登録キーの代わりとなります。
サブスクリプションの管理
サブスクリプションの表示
変更の実施
サポートとフィードバック
サポートが必要な場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。また、Stripe統合に関するフィードバックも歓迎しております。お客様の体験をさらに向上させるために役立てたいと思います。
EmEditorを引き続きご愛用いただき、誠にありがとうございます。私共は、安心で信頼性が高く、ユーザーフレンドリーなサブスクリプション体験を提供し続けることに全力を尽くします。
EmEditor v24.5.0 を公開 – 巨大ファイルを開く際の不具合のご報告、ファイル検証機能追加など
/カテゴリ: EmEditor 本体/作成者: Yutaka Emura本日、EmEditor v24.5.0 を公開しました。すべてのお客様に、この新バージョンへの更新を強く推奨いたします。
EmEditor を使用されるお客様には、巨大ファイルを日常的に編集するのに使用される方が多いと思います。したがって、巨大ファイルのオープン、編集、保存などの動作には不具合があってはならないのですが、残念ながら、v22.4.0 から v24.4.1 までのバージョンでは、特定のハード ディスクから巨大ファイルを読み込む際、最初に開くときには問題なくても、2回目以降に開くときにサイズが大きくなる可能性がありました。これは、フォーラムであるお客様よりいただいた報告であり、このお客様のご報告に感謝しておりますと同時に、皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありません。SSD など速いハード ディスクでは問題はありませんが、ディスク キャッシュが有効の遅いハード ドライブで巨大ファイル (約 300MB 以上のファイル) を開くと、EmEditor が重複行を読み込む可能性がある不具合がありました。この問題は、v24.4.2 で修正されましたが、v24.5 では、さらにファイル サイズに内部的不整合がある場合にメッセージを表示するなどして、このような未知の問題にも対応する防止策を加えました。したがって、すべてのお客様に、v24.5 への更新を強く推奨いたします。
さらに、v24.5 では、新機能として [ファイル] メニューに [検証] コマンドを追加しました。ファイルを開いた直後にこのコマンドを選択すると、現在の文書を一時ファイルとして保存し、そのサイズと SHA256 ハッシュ値を元のファイルと比較することができます。
その結果は [ファイル検証の結果] ダイアログ ボックスに表示され、サイズと SHA256 ハッシュ値をコピーすることもできます。通常は、元のファイルと保存された一時ファイルは同一になるはずで、サイズとハッシュ値は一致するはずです。しかし、元のファイルに NULL 文字や Unicode に変換できない不正な文字が含まれている場合、あるいはハード ディスクまたはメモリーにエラーが発生した場合に、2個のファイルが一致しない可能性があります。重要なファイルを編集される場合には、ファイルを開いた直後に、この [検証] コマンドを実行して問題がないことを確認してください。
さらに、[カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [ファイル] ページには、ファイルを読み込むたびに自動的に検証を行うオプションも追加しました。
新バージョン (v24.5) には、他にも多くの機能が追加されており、その多くはユーザーの皆様のご要望によるものです。
巨大ファイルを開く場合、ファイル全体を開くのではなく、より小さなサイズのみ開いて、その表示枠を前後に移動できると便利なことがあります。これは、あるお客様よりいただいたご要望になります。v24.5 では、[<<] および [>>] ボタンが巨大ファイル コントローラーに追加されました。これらのボタンをクリックすると、指定されたサイズを超えない範囲で、ファイルを開く位置を前後のセクションに移動できるようになりました。
一方、v24.1 からの新機能である OpenAI API を使用した AI 執筆支援機能には、さらにオプションを追加して強化しました。従来は、テキストをタイプ中に自動的に提案テキストを灰色で表示していましたが、新バージョンでは、Ctrl+Space を押したときのみ提案テキストを表示できるようになり、OpenAI API を呼び出す回数を減らすことができるようになりました。従来のように自動的に提案を表示する場合は、AI の提案の信頼度があるしきい値を超えた場合にのみ提案を表示しますが、そのしきい値を調整することができるようになりました。例えば、信頼度を 40% と指定している場合、AI は 40% 以上の予測確率で次のテキストを予測できる場合のみ、提案を表示します。このため、確実でない予測での提案を減らしたい場合には、80% などと高い信頼度にすれば、より確実に予測できる場合のみ提案が表示され、OpenAI API を呼び出す回数を減らすことができます。また、予測に使用する入力テキストと候補提案用の出力テキストの長さを調整するオプションも追加しました。予測に使用する入力テキストは、長いほど予測の命中度を高めることができますが、OpenAI API の使用料は高くなります。出力テキストの長さは長いほど、より多くの単語が提案されることになります。
さらに、あるお客様のご要望にお応えし、[AIとチャット] ウィンドウで貼り付け時にすぐに送信しないようになりました。
プレビュー版の開発時に発見された不具合も修正されています。
最後に、EmEditor の製品登録の際のアクティベーションには、インターネットへの接続が必要になりますが、インターネット接続にプロキシが必要なところもあります。新バージョンでは、製品登録のダイアログに、[プロキシ設定] リンクを追加し、それをクリックすると、プロキシの設定ができるようになりました。デスクトップ インストーラーはコマンド ライン インストールのための
PROXYオプションを追加しました。Pro版、Free版ともにご満足いただければ幸いです。ご質問、機能のリクエスト、アイデアなどがございましたら、ご連絡いただくか、フォーラムにご発言ください。
今後もEmEditorを引き続きご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
— 江村豊
主な変更点、画面図など、詳しくは、「Version 24.5 の新機能」をご覧ください。
デスクトップインストーラー版をご使用の場合は、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新できます。この方法で更新できない場合は、最新版をダウンロードし、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップポータブル版の場合は、こちらよりダウンロードして更新できます。ストアアプリ版の場合は、数日後、Microsoftストア (64ビット または 32ビット) からダウンロードまたは更新できます。
EmEditor v24.4.2 を公開しました
/カテゴリ: EmEditor 本体/作成者: Yutaka Emura本日、EmEditor v24.4.2 を公開しました。
v24.4.2 は、次の不具合修正を含みます。安定した動作のため、常に最新版に更新してお使いください。
デスクトップ インストーラー版をご使用の場合、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新していただけます。この方法で更新できない場合には、最新版をダウンロードして、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップ ポータブル版の場合、こちらよりダウンロードして、更新していただけます。ストア アプリ版の場合、数日後、Microsoft ストア (64ビット または 32ビット) よりダウンロードまたは更新していただけます。
EmEditor v24.4.1 を公開しました
/カテゴリ: EmEditor 本体/作成者: Yutaka Emura本日、EmEditor v24.4.1 を公開しました。
v24.4.1 は、次の不具合修正を含みます。安定した動作のため、常に最新版に更新してお使いください。
デスクトップ インストーラー版をご使用の場合、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新していただけます。この方法で更新できない場合には、最新版をダウンロードして、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップ ポータブル版の場合、こちらよりダウンロードして、更新していただけます。ストア アプリ版の場合、数日後、Microsoft ストア (64ビット または 32ビット) よりダウンロードまたは更新していただけます。
強力な生成 AI クライアント
/カテゴリ: 日記/作成者: Yutaka Emura本日、「強力な生成 AI クライアント」というタイトルの文書を公開しました。最近の EmEditor Professional のバージョンでは、生成 AI を活用した多くの新機能が追加されており、文書作成や編集、コーディングなどの作業効率を大幅に向上させることができます。
本書は、テキストエディター EmEditor Professional で生成 AI を活用するために必要なツールを簡単に見つけられるようにすることを目的としています。生成 AI を活用する方法については、「強力な生成 AI クライアント」 (PDF) をご覧ください。
EmEditor v24.4.0 を公開 – Markdown デザイン ビュー
/カテゴリ: EmEditor 本体/作成者: Yutaka Emura本日、EmEditor v24.4.0 を公開しました。
新バージョン (v24.4) の主な新機能は、Markdown サポートの強化です。これは、多くのお客様 (1, 2) からの要望に応じて実現されたもので、ほぼ WYSIWYG 体験を提供する Markdown デザイン ビューを導入しました。
Markdown は、John Gruber 氏によって考案され、現在では多くのサービスで採用されています。この記法を使うことで、文字の装飾や段落のスタイル、リンクや画像などを比較的簡単に記述できます。Markdown 形式で作成された文書は、メモ帳などの非対応アプリでもわかりやすく表示されるため、広く利用されています。ブログや StackOverflow、Wikipedia などの投稿フォーム、さらには論文作成にも使われています。最近では、生成AIのレスポンスにも Markdown が活用されています。この度、Markdown への対応を強化したのは、前バージョン (v24.3) で追加された AIプロンプトのレスポンスをより美しく表示したかったからです。
基本ツール バーには「Markdown デザイン ビュー」ボタンが追加され、これをクリックすることでデザイン ビューのオン、オフを切り替えられます。また、Markdown の設定が選択されている場合、関連するファイルを開くと自動的にデザイン ビューが有効になります。AIプロンプト機能を使って新規作成された文書でも、デザイン ビューが適用されます。これらの設定は、[カスタマイズ] ダイアログの新しい [Markdown] ページで変更できます。
デザイン ビューに切り替えると、Markdown ツール バーが表示されます。ここにある [Markdown プレビュー] ボタンをクリックすると、WebPreview プラグインを使用して Markdown のプレビューを表示できます。
Markdown プレビューとデザイン ビューには、いくつかの違いがあります。
これらの違いを考慮し、EmEditor のデザイン ビューに過信せず、プレビューや外部 Webブラウザでの表示を確認しながら編集作業を行うことをお勧めします。
Markdown ツール バーにある [段落]、[見出し1]、[見出し2] などのドロップ ダウン リストを使うことで、ブロック スタイルを変更できます。また、[太字]、[斜体]、[コード] などのボタンを使ってテキストを装飾することができます。これらのボタンは、テキストが選択されているかどうかや、既に装飾されているかどうかによって動作が異なります。例えば、何も選択されていない状態で [太字] ボタンをクリックすると、カーソル位置の単語全体が太字になります。カーソル位置を含む文字列が既に異なるスタイルで装飾されている場合は、その装飾されている文字列だけを太字にします。反対に、テキストが選択されている状態で [太字] ボタンをクリックすると、選択範囲の太字状態のオン、オフを切り替えます。その他のボタンを使ってリンク、画像、表、水平線、改行、段落番号、箇条書きなどを作成・挿入できます。これらのコマンドは、メインメニューの [編集] メニューの [Markdown サブメニュー] からもアクセス可能で、Ctrl+B が [太字] コマンドのショートカットキーとして設定されています。
今回の Markdown デザイン ビューには、まだ改善の余地があります。デザイン ビューとプレビューの表示に相違が多いと感じるユーザーもいるかもしれません。また、編集が複雑な場合、デザイン ビューではうまく編集できないことがあります。例えば、見出し行の先頭に文字を入力すると、見出し行が通常の段落に変わってしまいます。このような場合、デザイン ビューを解除して編集する方が便利です。画像やハイパーリンクのパスやタイトルを変更する際も、直接ソース テキストを編集する方が早いでしょう。しかし、EmEditor が完全な Markdown エディタになることはないと考えています。Markdown 記法は、プレイン テキストでもわかりやすく表示できることが特長です。デザイン ビューのオン、オフを切り替えながら編集するスタイルに慣れていただければと思います。
Markdown 構文の解析には、Martin Mitáš 氏による MD4C (Markdown parser for C) を一部変更して使用しています。MD4C は CommonMark に準拠しており、EmEditor もこれを参考にして開発されました。ただし、EmEditor では CommonMark では規定されていない「表」もサポートしています。
新バージョン (v24.4) には、他にも多くの機能が追加されており、その多くはユーザーの皆様のご要望によるものです。
Pro版、Free版ともにご満足いただければ幸いです。ご質問、機能のリクエスト、アイデアなどがございましたら、ご連絡いただくか、フォーラムにご発言ください。
今後もEmEditorを引き続きご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
— 江村豊
主な変更点、画面図など、詳しくは、「Version 24.4 の新機能」をご覧ください。
デスクトップインストーラー版をご使用の場合は、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新できます。この方法で更新できない場合は、最新版をダウンロードし、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップポータブル版の場合は、こちらよりダウンロードして更新できます。ストアアプリ版の場合は、数日後、Microsoftストア (64ビット または 32ビット) からダウンロードまたは更新できます。
窓の杜で EmEditor の記事が掲載されました
/カテゴリ: メディア紹介記事/作成者: Yutaka Emuraエディタと生成AIが密連携したら「最強」だった!EmEditorのOpenAI連携を試す
~「AIの定型作業がワンボタン」「詰まったら続きを考えてくれる」「学習されない安心感」も……
EmEditor v24.3.2 を公開しました
/カテゴリ: EmEditor 本体/作成者: Yutaka Emurav24.3.2 は、次の不具合修正を含みます。安定した動作のため、常に最新版に更新してお使いください。
デスクトップ インストーラー版をご使用の場合、[ヘルプ] メニューの [更新のチェック] を選択して更新していただけます。この方法で更新できない場合には、最新版をダウンロードして、そのダウンロードしたインストーラーを実行してください。デスクトップ ポータブル版の場合、こちらよりダウンロードして、更新していただけます。ストア アプリ版の場合、数日後、Microsoft ストア (64ビット または 32ビット) よりダウンロードまたは更新していただけます。