EmEditor v14.6.0 を公開しました

本日、EmEditor v14.6.0 を公開いたしました。
この新バージョンでは、ビッグ データの解析やデータベース ファイルの編集を念頭において、次のような使いやすい機能が追加されています。

v14.5.4 からの主な変更点は、次の通りです。

一般の新機能

  • 新バージョンでは、8 種類までの CSV フォーマットを定義できるようになりました。区切りには、39文字までの文字列を指定できます。[2重引用符内の区切り文字を許可]、[2重引用符内の改行を許可] チェック ボックスが追加され、ヘディングの行数が指定できるようになりました。ヘディングは、ファイルの先頭の非スクロール領域で、文書の下の方へスクロールしても、ヘディングはエディタの上部に常に表示されます。ヘディングを書き換え禁止の設定にすることも可能です。
  • [CSV/並べ替え] ツール バーが追加され、CSV 関連の機能が大幅に強化されました。
  • [CSV/並べ替え] ツール バーで、CSV モードの変更、CSV の変換、固定幅カラムに変換、各種カラム/セパレータ関連のコマンド、並べ替えコマンド、[重複行を削除] コマンド、行番号、ルーラーの表示/非表示切り替え、ヘディングの設定を行えるようになりました。
  • 次のコマンドは、Shift を押しながら実行することで、現在のグループ内のすべての文書に対して適用されます — [通常モード]、CSVモード切替各コマンド、指定するCSVに変換する各コマンド、[固定幅カラムに変換]、各種並べ替えコマンド、[重複行を削除]、[ヘディング 0~4]、[区切り位置を調節]、[自動的にセパレーターを追加]、[すべてのセパレーターを削除]
  • [複数列で並べ替え] コマンドが追加されました。
  • フィルター ツール バーが追加され、指定する文字列に一致する行のみを表示することができるようになりました。
  • [検索] ダイアログ ボックスに [抽出] ボタンが追加されました。[抽出] ボタンを押すと、検索文字列を含む行を抽出して新規作成します。
  • ルーラーのダブルクリックで、ヘディングを除く部分の列選択になりました。トリプルクリックで、すべての部分の列選択になりました。また、ダブル/トリプルクリックの後、マウスボタンを押した状態で、マウスを左右に動かすことで、複数の列を選択できるようになりました。
  • ルーラーをダブルクリックした時に、列が自動調節されないようになりました。
  • v14.5.4 で無効にしていた更新チェッカー機能が復活しました。新しい更新チェッカーは、更新チェッカーと同じデジタル証明書で署名された更新プログラムのみをインストールします。

不具合の修正

  • 文末の改行で終わらない行がある場合、[1行下へ移動] コマンドが、最後の行の手前で動作しない不具合を修正しました。
  • 利用可能メモリが少ない PC で、並べ替えの際に異常終了することがある不具合を修正しました。
  • 複数選択状態のすべて置換で、置換後の選択位置が正しくないことがある不具合を修正しました。
  • 箱型選択状態で、複数行へのすべて置換の後の [元に戻す] コマンドが正しく動作しないことがある不具合を修正しました。
  • 複数選択の後、フォーカスが無くなってもカーソルが消えないことがある不具合を修正しました。
  • Web プレビュー プラグインで表示時、Ctrl+Tab 切り替え後、カーソルが表示されないことがある不具合を修正しました。

画面図など、詳しくは、こちらをご覧ください。

お客様の安全のため、EmEditor v14.5.4 以前の更新チェッカーは動作しなくなりました。古いバージョンから更新のチェックを行おうとすると、「更新設定ファイルが不正または見つかりません。…」というメッセージが表示されますが、不具合ではありませんEmEditor の最新版へは、こちらよりダウンロードして、更新していただけますようお願い申し上げます。EmEditor v14.6 は、こちらよりダウンロードしていただけます。

v13 からのアップグレードは無料です。v14 を使用するには、v14 用登録キーが必要になります。v13 用登録キーをお持ちのお客様は、エムソフト カスタマー センターから無料の v14 用登録キーをご確認いただけます。旧バージョンを製品登録されているお客様を含め、80% のお客様は、既に永久ライセンスをお持ちです。まだ v13 にアップグレードされていないお客様でも、上のリンクをクリックすると、お客様がアップグレード可能かどうかを確認していただけます。

「高速リリースへの方針変更と、メジャー更新から保守プランへの移行のお知らせ」もご覧ください。

今後も EmEditor を引き続きご愛顧くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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