#9430
Yutaka Emura
キーマスター

snoma01 様

いつも EmEditor Professional をお使いいただき、誠にありがとうございます。

アプリケーションの立ち上げ時間については、私が Virtual PC、Windows XP SP2 で、エクスプローラ プラグインを有効にした初期状態で 5 回計測した平均によると、次のようになっています。

v8.06 —— 0.110 秒
v9.17 —— 0.104 秒
v10 RC18 — 0.083 秒

ということで、v10 がもっとも速くなりますが、この程度は誤差の範囲内だと言えます。v10 が v8 や v9 より速くなっているのは、Diff プラグインがなくなりプラグインの数が 1 つ減ったこと、また一部のプラグインのローカライズ ファイルをなくして本体のローカライズ ファイルに統合したため、全体としてアプリケーション立ち上げ時にロードするファイルの数を減らしたことが寄与していると考えています。一方で、v10 では、立ち上げ後 3 秒後に、サード パーティー製の更新チェッカーを呼び出しているため、そのときに、やや反応が遅くなる可能性はありますが、それは、立ち上げ後 3 秒後のアイドル時に呼び出しているため、この数字には表れていません。更新チェッカーは、無効にすることも可能です。

アプリケーションの立ち上げ時だけでなく、その他のスピードも考慮する必要があると思います。実際の違いについては、それは、使う機能、環境に大きく左右されますので、やはり実際にインストールしてご自分で確かめていただくことがいいかと思います。私の基本方針として、機能を増やすだけでなく、常に動作速度を考慮した最適化を行なっています。だから、単に便利だからといって、どんど機能を増やすということは、できるだけ行なわない方向にしています。機能を増やすことにより大きく動作速度が落ちてしまうようなことは、できる限り避けたいと考えています。

他にも何かご質問がございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせください。
今後もよろしくお願い申し上げます。