EmEditor v15.7.0 beta 2 を公開しました
本日、EmEditor v15.7.0 beta 2 を公開いたしました。
※今後、新しいベータ版に自動更新を行うには、[ヘルプ] メニューの [更新チャネルの選択] で、ベータ版を選択してください。
v15.7.0 beta 1 からの主な変更点は、次の通りです。
一般の新機能
- 従来は、検索、置換時、「CR+LF」、「CRのみ」、「LFのみ」の 3 種類の改行方法をすべて、n で表していましたが、本バージョンからは、CRとLFを区別して検索、置換できるようになりました。これにより、「CRのみ」、「LFのみ」、または「CR+LF」を検索したり、異なる種類の改行への変換をエスケープ シーケンスまたは正規表現を使用して置換できるようになりました。
- [CRとLFを区別する] オプションがチェックされていない場合に、検索文字列に r (CR) が含まれている場合、「検索文字列は CR を含んでいます。[CRとLFを区別する] オプションを有効にしますか?」というメッセージが表示されるようになりました。
- 正規表現を使用時、文書の最終行が空の場合、最終行に一致しないようになりました。最終行が空の場合、^ を # に置換を行うと、従来の Boost.regex では最終行も置換されていましたが、Onigmo では置換されません。本バージョンでは、 Boost.regex でも Onigmo に合わせて最終行が空の場合に、最終行に一致しないようになりました。
新しい設定
- [検索]、[置換]、[ファイルから検索]、[ファイルから置換] ダイアログ ボックスの [検索する文字列] ドロップ ダウン リスト ボックスの右の [>] ボタンを押した時に表示されるメニューに [CRとLFを区別する] コマンドを追加しました。
- [検索] ツール バーに [CRとLFを区別する] ボタンが追加されました。
- [スタート ウィンドウのカスタマイズ] ダイアログ ボックスに、[新規文書で↓キーを押すとスタート ウィンドウを表示する] チェック ボックスが追加されました。
新しいコマンド
- CRとLFを区別する (検索ツール バー)
プラグイン API の新機能
- EE_FIND_REPLACE メッセージ、Editor_FindReplace インライン関数、FIND_REPLACE_INFO 構造体が追加されました。
マクロの新機能
- Selection オブジェクトの Find メソッド、Replace メソッドに、nExFlags パラメータが追加され、eeExFindSeparateCRLF フラグが追加されました。
正式版の公開前にできるだけ多くの不具合を発見したいため、このベータ版をお試しいただき、不具合が見つかりましたらご報告していただけますようお願い申し上げます。
ダウンロードや変更点は、ベータ版フォーラムの「EmEditor v15.7.0 beta 2 を公開しました」をご覧ください。
今後も EmEditor を引き続きご愛顧くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
修正ありがとうございます。とても使いやすくなりました。