Version 26.3 の新機能
一般の新機能
- 巨大ファイル用の高速ビュー モードを追加しました。高速ビュー モードでは、ファイル全体をメモリに読み込まずに、巨大ファイルを書き換え禁止でほぼ瞬時に開きます。EmEditor はバックグラウンドで各行の位置を調べ、表示される行のみを読み込みます。ファイルを開き始めた直後から、EmEditor が各行の位置を調べている間でも、文書の末尾にジャンプできます。行番号は、各行の位置を調べ終わるまで表示されません。[高速ビュー モードを有効にする最小ファイル サイズ] (既定は 4,096 MB) より大きなファイルは自動的に高速ビュー モードで開かれ、ファイルが高速ビュー モードで開かれると通知が表示されます。通常モードと高速ビュー モードを切り替えるには、[編集] メニューの [高速ビュー] を選択します。 [PF]
- 高速ビュー モードでは、次の操作ができます。
- スクロール、カーソルの移動、矩形選択を含む文字列の選択、コピー ([引用付きコピー] を含む)。 [PF]
- [ジャンプ] と [タグ ジャンプ] コマンドによる行へのジャンプ。 [PF]
- [強調(1)] と [強調(2)] ページの文字列、コメント、引用符で囲まれた文字列、選択した文字列、マーカーの強調表示と、[マーカーへ追加] コマンドによるマーカーの追加。 [PF]
- 表示] メニューの [[記号] コマンドによる改行、EOF、タブ、空白、全角空白、制御文字の表示と、[ルーラ] の表示。 [PF]
- [検索] ダイアログ ボックスと [検索] ツール バーによる検索 (正規表現、一致数のカウントを含む)。 [PF]
- 検索] ダイアログ ボックスの [[抽出] ボタンによる、一致した行、ファイル名と行、ファイル名、一致した文字列の抽出 (頻出文字列のカウントを含む)。 [P]
- 検索の [数値範囲] と [あいまい一致] オプション。 [P]
- 連続検索] ダイアログ ボックスの [[前を複数検索] と [次を複数検索] ボタンによる複数の文字列の検索 (連続一覧のリンク ファイル、一致数のカウントを含む)。 [P]
- [フィルター] ツール バーによる行のフィルター (列のドロップ ダウン リスト、リンク ファイル、一致の強調表示を含む)。フィルター中は進行状況のダイアログ ボックスが表示されます。 [P]
- フィルター] ツール バーの [[すべての行を抽出] と [一致した文字列を抽出] コマンドによる、フィルター結果の行や一致した文字列の抽出。 [P]
- CSV モード (列見出し、列の選択、列幅の調整、引用符で囲まれたセル内の改行を含む)。 [P]
- [バイナリ(アスキー表示)] と [バイナリ(16進数表示)] を含む、別のエンコードでの再読み込み。 [PF]
- [名前を付けて保存] による、別のエンコードや改行コードでの保存。 [PF]
- [比較] メニューのコマンドによる文書の比較 ([同期スクロール] と [分割表示] を含む)。高速ビュー モードの文書と通常モードの文書も比較できます。 [PF]
- ステータス バーへのカーソル位置、文字コード、選択範囲の長さ、選択した数値の合計と平均の表示。 [PF]
- [巨大ファイル コントローラー] によるファイルの一部を開く操作。 [P]
- マクロや、[単語数] プラグインなどのプラグインの実行。 [P]
- 外部ツールの実行。 [PF]
- [AI] メニューのコマンド (AI 項目を含む) の使用。この機能には ChatAI プラグインが必要です。 [P]
- 高速ビュー モードでは、[検索] ダイアログ ボックス、[検索] ツール バー、[フィルター] ツール バーの [インクリメンタル サーチ] オプションは無効になります。 [PF]
- 高速ビュー モードでは、ファイルが物理メモリよりはるかに大きい場合でも、巨大ファイルを開く操作と、検索、フィルター、抽出が以前のバージョンより高速になりました。下のテスト結果を参照してください。
テスト結果
| v26.2 | v26.3 | 比較 | |
|---|---|---|---|
| 開く | 30.2 秒 | 6.61 秒 | 4.57 倍に高速化 |
| 「abcde」を検索 (一致数のカウント) | 37.0 秒 | 7.64 秒 | 4.84 倍に高速化 |
| 「abcde」でフィルター | 69.6 秒 | 7.53 秒 | 9.24 倍に高速化 |
| [検索] ダイアログ ボックスで「abcde」を抽出 | 103 秒 | 9.70 秒 | 10.6 倍に高速化 |
| 「[a-c]{5}」を検索 (正規表現、一致数のカウント) | 198 秒 | 124 秒 | 1.60 倍に高速化 |
- ASCII ランダム データのファイル (UTF-8、48.4 GB、10 億行)、既定のオプション、Windows 11、Ryzen 9 7950X。
- 物理メモリは 96 GB、
bcdedit /set {current} truncatememory 17179869184で 16 GB RAM の環境をシミュレート。 - v26.3: 高速ビュー モードで開いた場合。
マクロの新機能 [P]
- Document オブジェクトに、FastView プロパティを追加しました。
- Document オブジェクトに、Text プロパティと TextLength プロパティを追加しました。
- WebBar オブジェクトに、scrollBy メソッド、scrollTo メソッド、scrollX プロパティ、scrollY プロパティを追加しました。
- Document オブジェクトと Selection オブジェクトの、文書を変更しないプロパティとメソッドを、高速ビュー モードで使用できるようになりました。文書を変更するプロパティとメソッドは、高速ビュー モードでは失敗します。
プラグインの新機能 [P]
- EE_INFO メッセージに、EI_GET_FAST_VIEW パラメーターを追加しました。
- EEID_FAST_VIEW コマンド ID を追加しました。
- 文書を読み取るメッセージやカーソルを移動するメッセージを、高速ビュー モードで使用できるようになりました。文書を変更するメッセージは、高速ビュー モードでは失敗します。
- エクスプローラ: カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [[ウィンドウ] ページで指定したダイアログ ボックスのフォント サイズを使用するようになりました。
- AIとチャット
- チャットごとの AI 設定を追加しました。チャットごとの設定はそのチャットにのみ適用され、変更しても全体の設定には影響しません。
- チャット入力ボックスに、AI モデルとツールの表示を追加しました。チャットで使用中の AI モデルと選択したツールを表示します。モデル名をクリックすると、[設定] ダイアログ ボックスが開きます。
- 外部サービスに接続するための MCP コネクタを追加しました。現在は HTTP サーバーのみサポートしています (STDIO と SSE の接続はサポートしていません)。
- [設定] ダイアログ ボックスに [MCP コネクタ] ページを追加しました。MCP サーバーの構成 JSON を使用して、新しいコネクタを追加できます。
- [EmEditor ヘルプ ページ] コネクタを追加しました。AI はこのコネクタを使用して最新の EmEditor ヘルプ ページにアクセスできるため、Web 検索ツールよりも的確な回答が得られます。
注
- [P] EmEditor Professional のみ
- [PF] EmEditor Professional と EmEditor Free
![min_file_size_fast_view [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [[高度] ページに、[高速ビュー モードを有効にする最小ファイル サイズ] テキスト ボックスを追加しました。](/wp-content/uploads/2026/10/min_file_size_fast_view-495x400.webp)
![fast_view_mode [巨大ファイル コントローラー] に、[高速ビュー モード] チェック ボックスを追加しました。](/wp-content/uploads/2026/10/fast_view_mode-495x400.webp)