EmEditor v16.9.0 beta 1 を公開しました
本日、EmEditor v16.9.0 beta 1 を公開いたしました。
※ベータ版は頻繁に更新されています。今後、新しいベータ版に自動更新を行うには、[ヘルプ] メニューの [更新チャネルの選択] で、ベータ版を選択してください。
v16.8.1 からの主な変更点は、次の通りです。
一般の新機能
- 高度なフィルターの各条件に、[文字列全体に一致する] チェック ボックスが追加され、これを指定することにより、フィルターの条件が多い場合の動作がさらに高速になりました。
- IPv4 アドレス、IPv6 アドレスがクリックできるようになり、IP アドレスの情報を表示できるようになりました。さらに、IPv4 アドレスでは、マウスをポイントすると、IPv4 アドレスの登録先の国名がツールチップとして表示されるようになりました (この機能を使用するには、別途、ファイルのダウンロードが必要です。下の注意をお読みください。)。さらに、マクロを編集することにより、自由にカスタマイズが可能です。
- 16進数表記のカラー コード、および RGB 表記のカラー コードをクリックして、カラー ピッカーを表示、色を選択してカラー コードを変更できるようになりました。
- URL、メールアドレス、IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、引用符で囲まれた文字列、HTML文字参照、Universal Character Names/パーセント エンコーディング、16進数表記のカラー コード、RGB 表記のカラー コードは、「アクティブな文字列」として、従来の動作以外に、マクロ、外部ツール、EmEditor のコマンドなど、より柔軟に自由にカスタマイズできるようになりました。
- 設定のプロパティの [リンク] ページでは、どの文字列をアクティブな文字列として有効にするかを指定できるようになりました。また、[カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [アクティブな文字列] ページでは、各アクティブな文字列について、左クリック、左ダブル クリック、中クリック、右クリックの各イベントに動作を割り当てられるようになりました。
新しい設定
- [高度なフィルター] ダイアログ ボックスに [文字列全体に一致する] チェック ボックスが追加されました。
- 設定のプロパティの [リンク] ページに、[アクティブな文字列] 一覧が追加されました。
- [カスタマイズ] ダイアログ ボックスに [アクティブな文字列] ページが追加されました。
- [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [履歴] ページに [元に戻す/やり直しの履歴に追加情報を追加する] チェック ボックスが追加されました。
- [複数文書をファイルに結合] ウィザードに [最初の文書を除きすべての文書から最初の行を削除する] チェック ボックスが追加されました。
新しいコマンド
- 列でフィルター
- アクティブな文字列のカスタマイズ
プラグイン API の新機能
- EE_SHOW_TIP、EE_GET_ACTIVE_STRING メッセージが追加されました。
- Editor_ShowTip、Editor_GetActiveString インライン関数が追加されました。
- TIP_INFO、ACTIVE_STRING_INFO 構造体が追加されました。
- EEID_FILTER_COLUMN、EEID_CUSTOMIZE_ACTIVE_STRING コマンドが追加されました。
マクロの新機能
- Window オブジェクトに ShowTip メソッドを追加しました。
- Document オブジェクトに ActiveString メソッドを追加しました。
不具合の修正
- [検索] ダイアログ ボックスで、[複数行] の選択状態が保存されないことがある不具合を修正しました。
- [ファイルから検索] に関する特定の不具合を修正しました。
- [ファイルから置換] ダイアログ ボックスで、バックアップ フォルダが保存されないことがある不具合を修正しました。
ダウンロード
(正式版が公開されたら、上記のファイルは削除されます。正式版は、ダウンロード ページよりダウンロードしていただけます。)
注意
IPv4 アドレス上にマウスをポイントさせて、ツールチップで IPv4 アドレスの登録先の国名を表示するには、
http://geolite.maxmind.com/download/geoip/database/GeoIPCountryCSV.zip をダウンロードしてください。
このファイルを解凍し、解凍された CSV ファイルを EmEditor のインストール先フォルダの中の Macros フォルダに置いてください。これは、通常、ユーザー毎インストールの場合は %LOCALAPPDATA%\Programs\EmEditor\Macros、コンピューター毎インストールの場合は C:\Program Files\EmEditor\Macros になります。データベースは頻繁に更新されているため、上のファイルを定期的にダウンロードして更新されることを推奨します。
正式版の公開前にできるだけ多くの不具合を発見したいため、このベータ版をお試しいただき、不具合が見つかりましたらご報告していただけますようお願い申し上げます。
ベータ版についてのご意見、不具合のご報告は、ベータ版フォーラムをご利用ください。
今後も EmEditor を引き続きご愛顧くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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