#19780
Yutaka Emura
キーマスター

yamatake 様

いつも EmEditor Professional をお使いいただき、誠にありがとうございます。

Windows 7 Pro 日本語版に Outpost Firewall Pro 9.1 (英語版) をインストールして試してみましたが、問題は再現できませんでした。Firewall の設定をもっとも厳しい Block All にすれば、EmEditor の更新のチェック (EEUpdate.exe) が起動したときに、当然ながら、ブロックされることが確認できましたが、既定の設定であれば問題は発生しません。これは、以前のバージョンと全く同じ動作です。

今回のバージョンからは、更新チェッカーで更新時のクリックする回数が非常に少なくなりました。更新時に、ユーザーアカウント制御 (UAC) のメッセージも表示されなくなりました。これは、EmEditor が使用している Advanced Installer というインストーラーが Updater Support Service というサービスを登録したために可能になりました。サービスが管理者権限で実行されているため、更新時には、サービスから更新を行うため、ユーザーアカウント制御 (UAC) のメッセージが表示しなくなるのです。このサービスの名前は、aij883f (32-bit)、aij83e7 (64-bit) というような ai で始まる 7 文字の名前になっていますが、ai は Advanced Installer の略語の AI から由来しているのだと思います。決して怪しいものではなく、説明には Updater Support Service と表示されています。これは、更新チェックから更新を行うときだけ開始されるはずで、通常は停止状態になっているはずです。今回の通信の件は、このサービスが影響しているとも考えられません。

もし、Firewall の設定が「Block All」になっている場合は、このレベルを下げていただくと、問題はないはずです。更新チェックが必要でない場合には、ヘルプの [更新チェッカーのカスタマイズ] を選択して、[更新を自動的にチェックしない] を選択して OK をクリックしていただければ、EEUpdate が起動された警告が表示されることはありません。

もしよろしければ、お使いの OS の種類、(32-bit、64-bitも含めて)、インストールされた EmEditor のバージョン、Outpost Firewall の Firewall の一覧で表示される問題が発生するプロセス名、リモートアドレスなどの情報を書いていただけると幸いです。プロトコルの種類、ポート番号などがわかれば、よりいいです。また、Outpost Pro の 設定で、Firewall の設定がどのようになっているかも教えてください。こちらでも調査したいのですが、詳しい情報がないと、こちらでも調査できないため、ご協力をお願い申し上げます。

よろしくお願い申し上げます。