Version 22.4 の新機能

2023年 5月 17日

一般の新機能

  • 遅いドライブやネットワーク ドライブから巨大ファイルを開く場合の動作と進捗メッセージを改善しました。[PF]
  • ファイルから検索をキャンセルする際の応答時間を改善しました。[PF]
  • 言語サーバープロトコル (LSP) を使用した構文チェック機能を追加しました。[P]
  • 新規ブランチを作成したりチェックアウトする機能を追加して、コミット リスト プラグインを改善しました。[P]
  • [検索] ダイアログ ボックスまたは [検索] ツール バーでタイプすると強調表示を自動更新する機能を追加しました。この機能が有効の場合、[検索]/[置換]/[ファイルから検索]/[ファイルから置換] ダイアログ ボックス、または [検索] ツール バーが表示されている間のみ、強調表示されます。この機能は既定で無効ですが、[検索] ダイアログ ボックスの [検索] ドロップ ダウン リストボックスの右の [>] ボタンをクリックすると表示されるメニューの [自動強調] を選択することにより、有効にすることができます。[PF]
  • マウスを使用して選択範囲を拡張しながらスクロールする動作を改善しました。マウスをエディター ウィンドウの端を超えてドラッグ (マウスの左ボタンを押しながらマウス ポインターを移動) すると、マウス ポインターの形状を変更します。ウィンドウの端を超えてより遠くにマウス ポインターを移動すると、スクロール速度がより速くなります。マウス ポインターをウィンドウからさらに遠くに移動すると、まるでスクロール ボックス (サム) をドラッグするかのように、スクロールが動作します。このモードでは、文書内の任意の場所に簡単に選択終端位置を移動することができます。既定では、このモードに移行すると、ミニマップを表示します。まだマウスの左ボタンを押している間に Esc キーを押すと、通常の選択モードに戻ります。[PF]
  • 新バージョンは、水平スクロール バーの矢印をクリックすると、8文字右か左にスクロールします。[PF]
  • メイン メニューのショートカットを変更しました ([変換(T)] と [ツール(L)])。[PF]
  • 貼り付け時の動作の変更 – 新バージョンは、クリップボード テキストに改行が含まれていなくて、現在の選択モードが複数選択モードの場合、箱型として貼り付けます。[PF]
  • 特に低メモリ状態で巨大ファイルを扱う場合の信頼性と頑強性を向上させました。[PF]
  • 新バージョンは、「ベータ版」を「プレビュー版」と呼ぶことになりました。[PF]
  • [ファイルから検索] コマンド、[列を削除] コマンド、[値をクリア] コマンド、[ランダムに並べ替え] コマンド、Base 64 エンコード/デコードを高速化しました。[ランダムに並べ替え] コマンドは、擬似乱数生成器 (Xoshiro-cpp) を使用することにより、さらに高速化しました。

テスト結果:

v22.3v22.4比較
ファイルから検索6.240 秒2.261 秒2.76 倍に高速化
列を削除2.582 秒1.072 秒2.41 倍に高速化
値をクリア2.658 秒1.101 秒2.41 倍に高速化
ランダムに並べ替え6.668 秒4.858 秒1.47 倍に高速化

* ファイルから検索: 8個のランダム ASCII/UTF-8 データ ファイル (計 5.73 GB) から「abc」を検索。
列を削除、値をクリア: 1.99 GB、1590万行, ランダム CSV データ。
ランダムに並べ替え: 9.68 GB、2億行、ランダム ASCII データ。
すべて: [常に長い元に戻す情報を破棄して速くする] オン、その他はすべて既定オプション、Windows 11、Core i9-11900K、64GB RAM、2TB SSD。

新しい設定

  • 設定のプロパティの [構文チェック] ページの [文書タイプ] ドロップ ダウン リスト ボックスに [言語サーバー プロトコル] オプションを追加しました。[P]
  • [検索] ダイアログ ボックスの [検索] ドロップ ダウン リストボックスの右の [>] ボタンをクリックすると表示されるメニューに [自動強調] コマンドを追加しました。[PF]

プラグインの新機能[P]

  • コミット リスト プラグインに、新規ブランチを作成したりチェックアウトする機能を追加しました。

  • [P] EmEditor Professional のみ
  • [PF] EmEditor Professional と EmEditor Free