#24896
redakt55
参加者

これとよく似た現象を見つけたので報告します。
こんどは合成用濁点ではなく,欧文に使う合成用ダイアクリティカルマークです。

U+0061 U+006F U+0302 U+0065 という文字列を表示します。
つまり,「aoe」の「o」と「e」の間に合成用のサーカムフレックスを入れます。

すると,本来なら「aôe」のように見えるはずです。
ところが,Source Code Pro や Consolas では「aoê」のように,サーカムフレックスが「e」の上に付いたように表示されます。

この「a」を他の文字に変えると,例えば「c」に変えると,正常に「côe」と表示されます。
いろんな文字で試すと,異常なのは「abefijkopqruvwxzAEFKOQRUVWXZ」を使ったときで,それ以外のアルファベットだと正常です。また,いくつか試した記号や(英字以外の)文字では正常でした。
フォントをいろいろ変えてみると,異常な場合の表示のされ方が少し違うものの,異常の起こり方は(試した範囲では)同じでした。
Source Han Code JP N や Inconsolata では,異常な場合のみサーカムフレックスがバッテンマークになります。
Georgia や游ゴシックでは,異常な場合のみ,サーカムフレックスが合成されずに独立の文字として表示されます。
Linux Libertine G では,異常な場合のみサーカムフレックスが消えます。

U+0061 U+006F U+0302 U+0065 が正常に表示されるフォントは,試した範囲では一つもありませんでした。

OS は Windows 10 Pro(バージョン 1803,ビルド 17134.165),64 bit OS です。
EmEditor は 17.9.0(64 bit)です。